mt masking tape

COLUMN
コラム

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名古屋では地下鉄で移動することが多いのですが、

階段を上っていると、ん?この「出口」の文字は!

どこかで見覚えありませんか?

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おおおお!こ、これは!

まさか名古屋でこの書体に出会うとは!!

JR日暮里駅でお馴染み、佐藤修悦さんが作った「修悦体」ですね。

佐藤さんはグラフィックデザイナーではなく警備員。

日暮里駅が工事の時にお客様を誘導する係を担い、その時にガムテープを切り貼りして作った、

手作りの案内板が独特の字体で話題になりました。

mtアートの展示でも登場しているので、mt好きの方にはご存知の方も多いかと思います。

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名古屋でもご活躍されていたんですねー。

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名城線の「上前津」駅です。

この駅でしか降りなかったので分かりませんが、

他の駅でも使われていたりするのでしょうか?

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これもいい!テンション上がりますね。

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実際の商店街はこんな感じ。

通路には提灯が下がっています。

この近くには「エビフライサンド」で有名な喫茶店「コンパル」や、「天むす」の名店「千寿」などがありますよ。

3月24日(水)より新宿伊勢丹で始まった、

「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU」

みなさん、行かれましたか?

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愛着と暮らす。
その物に暮らしの景色と時が重なり想い出を映すように。長く信頼しあう友のように。
手に馴染み気持ちに喜びを感じる物との出会いがありますように。
世界のつくり手と皆様の良い出会いがありますように。
皆川明

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「衣食住遊知」全てに渡って、ミナ ペルホネンの世界がぎゅっと詰まった、期間限定の素敵なデパート!!

イベント開始の1時間前に、プレス向け内覧会が開催されたので、早朝から勇んで駆けつけました!

最初に釘付けになったのはこのコーナー。

不思議ムード満々の愛らしくひょうきんなぬいぐるみたちが一堂に並んで愛嬌を振りまいています♬

ミナ ペルホネンの服は、大人でも子供でもおばあちゃんでも、太っていても痩せてても、

どんな人にも似合って、気持ちをワクワクさせてくれる、不思議な魔法のような魅力があると思っているのですが、

そんな誰にでも温かく大らかで優しい世界が、このほんわかとしたぬいぐるみたちから感じられました。

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もちろん、おなじみのバッグも種類豊富!

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洋服もあります。

カラフルなこのディスプレイ、どう考えても心踊ります。

いろんな柄の靴下や、ムーンスターとコラボしたスニーカーなどもありました。

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テキスタイルはミナ ペルホネンの真骨頂!

自然をモチーフにしたものが多く、平和的な穏やかさ、優しさを感じるデザインが特徴です。

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こんな風に具体的なインテリアのディスプレイは、これまた気持ちをワクワクさせますね。

ベッドリネンからコースターまで、細やかなミナの世界観を隅々まで楽しませてくれます。

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こちらはイタリアの食器ブランド、リチャード・ジノリとのコラボ。

皆川さんが実際にイタリアの工房を訪ねて、デザインを起こしたと伺っています。

繊細な線で描かれた模様は、ミナらしい可愛らしさがありつつ、伝統ブランドのエレガントな雰囲気を併せ持っていて、とても上質な印象なのですが、日常にも使えそうな意外とリーズナブルなお値段で驚きました。

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こちらは多治見の陶芸家・安藤雅信さんとのコラボ。

完全に手作りなので、一つとして同じものはありません。

絵画を鑑賞するかのように、一枚一枚見入ってしまいます。

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なんとお鍋もありました。

フランスのストウブ社ともコラボしているんですよ!

専用に型を起こして作った限定品だそうです。

私もストウブ鍋は長年愛用していますが、一度使ったらもう手放せません。

キッチンでもとりわけ出番の多い鍋。これは一生モノです。

ピンと来たら、迷わず購入して損はないですよ!!

オリジナルの鍋敷きや鍋つかみもありました。

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mtも各種取り揃えておりましたので、

どうぞよろしくお願いいたしますー。

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最後に、食品も色々ありました。

ミナがセレクトした調味料やワインの他、オリジナルもあります。

こちらはなんとピエール・エルメとのコラボ。かわいい。

和菓子はとらやともコラボしていますよ。甘いもの好きは必見。

スープストックとコラボしたスープとカップのセットもあり。

今回小さなイートインスペースもあり、そちらで皆川さん監修のスープを楽しむことができます。

幅広いアイテムが揃った、とっても盛り沢山なイベント。

期間中にぜひのぞいてみて下さい。

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Dear Friend, Department

ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー

店頭会期:
2021年3月24日(水)~3月29日(月)[最終日午後6時終了]
伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

オンラインストア:
商品表示開始 2021年3月17日(水)午前10時
販売期間 2021年3月19日(金)午前10時~3月31日(水)午前10時
※上記以降も継続して販売する商品がございます。

https://www.mistore.jp/shopping/feature/shops_f3/minaperhonen_sp

新宿・四谷三丁目に、友人がやっているスナックがあります。

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「アートスナック番狂せ」。

ただのスナックではなく、アートスナックなんです。

店主はアート畑の出身で、ユニークな人の繋がりを持つ人。

スナックでありながら、ここでは毎月クリエイティブな展示やイベントなどが行われています。

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今月はこんな感じでした。

世界中を旅した写真が壁一面ぎっしり!!

shoko mk photo exhibition 「Hi! HOW ARE YOU?」が開催中。

この方、女性1人で日本を出発し、中国から始まって地球を横に横断。中近東、ヨーロッパを抜け、南米に渡ってメキシコまで!旅した記録が一堂に展示されています。

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オリジナルで制作したZINEに移動マップがありました。

こんな感じに大陸を横移動したそうです。

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世界から集まった不思議なグッズも販売中。

巨大な謎の絵柄スカーフは、トルコに伝わる「シャフメランの伝説」に登場する、ヘビの胴体を持つ不思議な女神の絵。ちょっと悲しいお話でしたが、女性を守ってくれる優しい神様なんだそうです。

私はジョージアの郷土料理ヒンカリ(餃子みたいなもの)の靴下を買いました。

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3月いっぱいやっているそうなので、旅気分を補充したい方はぜひ!!

写真がとにかく熱量濃くて、圧倒されます。

ご本人が在廊している日もあるそうなので、一緒に旅話で盛り上がっても楽しい。

スナックだけれど、昼間の12時からオープンしています。

ランチもやってるし、お茶だけでも大丈夫ですよ。

(感染対策で扉は開けっ放しだから、初めての人でも入りやすいですよー)

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アートスナック番狂せ

最新情報はtwitterで! @snack_bankuru

バレンタインは終わりましたが、すごいチョコレートを見つけてしまいました。

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美しいグラデーションカラーのシンプルなパッケージに、金の箔押し!

これを作ったのは、働く女性にも使いやすいバッグ等を多く手がけていて、

どちらかというとアパレルで知られている会社「マザーハウス」。

バングラディッシュでのバッグ作りから始まり、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念として活動する、社会貢献事業を通してご存知の方も多いかもしれません。

今やデパートでもよく見かけるブランドになりましたが、2021年2月より、食のブランドがスタート!その最初の商品が、なんとチョコレートなんです。

美しいパッケージには驚きましたが、中を開けて、またびっくり。

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チョコレート本体も同じグラデーション!

もうこれ、アートです。

マザーハウスには、同じグラデーションの皮小物やストールなどがあるんですよ。

チョコレートとお揃いにもできるんです。

ネーミングも美しくて、赤は「こうよう(紅葉)」緑は「まつのゆき(松雪)」。

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こんな色とりどりのグラデーションのチョコレートが、種類も豊富に揃っています。(現在は12種類)

色もフルーツやお茶など、全て自然由来のものだそうです。すごい!

チョコレートはインドネシア・スラウェシ島でカカオ豆の栽培からチョコレートの製造までを手がけている

京都のBean to Barメーカー「DARI-K(ダリケー)」とのコラボ商品。

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表向きはこんな感じ。

本当に信じられないほどの美しいチョコレートでした。

そしてもちろん、味も美味しい。

インドネシア現地で搾った良質なカカオバターに、自然の果物やお茶、塩などを入れて味付けしています。

全て二つの味の組み合わせで、「紅葉」はビーツと栗、「松雪」は抹茶と煎茶でした。

マンゴー、いちご、黒胡椒、塩などなど、いろんな味があるので、

食べ比べが楽しいし、贈り物にも良さそうです。

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Little MOTHERHOUSE

https://www.mother-house.jp/little/

今年もバレンタインがやってきました。

普段は買えない珍しいチョコレートが世界中から集まり、

日本のショコラティエもこの時期だけの特別なチョコレートを作っていたりするので、

最近のバレンタインは男性にあげるというよりむしろ、

チョコレート好きな人が自分用や、同じようなチョコ友と一緒に食べるために買っていることもすごく多いように思います。

売り場には若い男性客も多くて、やっぱり自分用や、彼女・奥さんと食べるために堂々と買っています。

そして、チョコレートは美味しくいただくことはもちろんなのですが、

ビジュアルやパッケージデザインも凝っていることが多いので、それらを鑑賞することも楽しみの一つです。

色とりどりのデザインに目移りしてしまいますが、

今年特に心惹かれたチョコレートのパッケージをご紹介します。

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こちらは兵庫県・三田にある「エスコヤマ」。

チョコレート好きにはおなじみ、世界的に活躍するショコラティエ小山進さんのお店です。

毎回こだわったパッケージの多いエスコヤマですが、

こちらはとてもクラフト感のある、和紙素材を思わせる箱。

「Official Tea Fukaborism」というタイトルで、小山シェフが世界中から選りすぐった様々なお茶をテーマにしたボンボンショコラが入っています。

箱も茶葉をイメージしているそうです。

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ボンボンショコラも同じ茶葉のかたちでした。

東方美人、鳳凰単叢蜜蘭香、プーアール、スノージャスミン、ダージリン、加賀棒茶、の6種。

一口食べるほどにハッと目を見開き、頭の中にお茶の物語が巡っていくような、

香り高く深い味わいのショコラでした。

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こちらも同じ兵庫県・養父市の「le fleuve」。

無農薬有機栽培の農園を営む父親の影響を受け、素材や地域を大切にしたショコラを作っておられます。

凛とした、素朴でシンプルなパッケージにシェフの志が感じられ、心惹かれます。

プラリネ4種のボンボンショコラを味わってみましたが、繊細な旨味と香ばしさが広がり、

いつまでも食べていたい、しみじみと味わい深いショコラでした。

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そしてこちらも兵庫県、姫路市。

「井上茶寮」というお茶や茶道具のデザインなども行っているブランドが作った「カカオ羊羹」。

和洋入り混じったような雰囲気、それでいて潔いこのグラフィカルなパッケージが粋。

うーん、やはり兵庫県のお菓子のセンスは全体的にハイクオリティなのかも。

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中はこんな感じです。カヌレ型の羊羹が可愛らしい!

そして味や食感も素晴らしい!羊羹のイメージが変わります。

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一緒に入っているリーフレットのデザインもいいですね。

サントメ、ブラジル、マダガスカル、という産地別のカカオ羊羹が3種と、ミルク、キャラメル味のチョコレートの羊羹

2種が入っていることを記しています。

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こちらは京都から。

世界のコンクールでの優勝経験も持つ「ショコラトリーヒサシ」と、「銀月サロン」という世界中の上質なお茶をテーマにしたサロンのコラボレーションで作られた、お茶とカカオのペアリングセット。

カカオ型をしたちょっと楽しい雰囲気のパッケージです。

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中にはラプサンスーチョンの入ったカカオ型のチョコレートパイと、

ペアリングに最適な福建省の野生紅茶が入っていました。

野生紅茶は、ちょっと青々しさのあるフレッシュな薔薇のような芳香があり、

一緒に食べると香りのハーモニーが素晴らしい!

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最後に、楽しげな雰囲気のタブレットは、鹿児島県の「kiitos」。

カカオ豆の焙煎から行なっているBean to barのチョコレートです。

ユニークな台形の形は桜島をイメージ。

kiitosを運営する会社は、知的障害者施設も運営しており、そこの方々が描いたイラストをパッケージにデザインしているそうです。

どれもカラフルでおしゃれ♬

チョコレートを作っているのも彼らであり、みんなチョコレートが大好きで、働くのが楽しいとおっしゃっていました。

素材にこだわったチョコレートはもちろん味も美味しい!

こうやってパッケージを見比べてみるのもチョコレートの楽しみの一つですね。

この時期はついつい、たくさん買ってしまうのが難点です。

今更ですが新年明けましたところで、東京は緊急事態宣言中で、あまり外出もままならない日々です。

たまたま用事で出かけたついでに寄ったのは、渋谷ヒカリエの8階。

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d47 MUSEUMにて「祈りのデザイン展」が開催されていました。

パンフレットに書かれていた、ディレクターのナガオカケンメイさんの言葉にとても共感したので、

ここに抜粋します。

「この企画展は47の日本各地にある「どうしてか分からないけれど、心惹かれる適度に量産されているもの」を、民藝思想の中で柳宗悦が特に強調する「直観」で選び、並べてみてから、その理由を探っていくものです。

メディアやSNSなどの情報を挟まず、「なんか、いいね」というものの中でも最上級に思ったものたちを並べて眺めながら、未来のものづくりのあるべき姿を見出し、そこにこそ「デザイン」と言う呼び名をつけようと願うものです。

日本はこれから自分たちらしさに基づいた文化大国へ進んでいくと思います。それには、私たち日本人がこの国に暮らし、どういう思考でモノを作り、使うのか。その底辺が変わりつつある今にあることに、意識を集中させるべきだと思うのです。
貧困問題などを抱えながらも、まだまだモノにすがる私たち消費大国日本にとって、澄んだ心を取り戻すことこそが、私たちらしいモノづくりの第一歩になると願って。」

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展示品は、以前こちらのミュージアムで見たことあったなあ、というものもちらほらとあり、

やっぱり良いよねって共感したり、ああこんなのもあるのかと改めて発見があったり。

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こちらは埼玉県で活動される森田千晶さんの和紙作品。

個人的にも何度も作品展を見に行っている、好きな作家さんの1人です。

とても力のこもったエネルギーある作品ですが、

森田さんはご自身で和紙の原材料(植物)を育てるところからやっています。

ご本人はとても小柄で華奢なので、どうやって作っているんだろう、とそのパワーに圧倒されます。

レースのように繊細なデザインは、他のどこにもなく、とにかく目を凝らして見続けてしまう。

従来の和紙からの新しい可能性を見出してくれています。

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こちらも和紙。

1500年の歴史がある越前和紙を生み出した福井から、山次製紙所の作る雲竜紙というもの。

楮(こうぞ。和紙の原料の植物)を荒く砕くことで、太い繊維を残したものだそうで、

山次製紙所オリジナルの「双弓」(そうきゅう)という弓をイメージしたデザインだそうですが

柔らかな波紋のような反復模様に引き込まれます。

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展示品の上に書かれた文にも惹かれます。

山次製紙所は、日常使いできるモダンな和紙プロダクトも多く生産しています。

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高知も土佐和紙という和紙文化のある土地。

こちらはオランダ人の手すき和紙作家・ロギール・アウテンボーガルトさんの作品。

和紙の魅力に惹かれて来日し、外国人としては初めて、

伝統技能の優れた継承者として県が認定する「土佐の匠(たくみ)」に選ばれています。

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こちらは岐阜、江戸時代より続く伝統的な岐阜提灯を作る浅野商店の作品。

日本を代表するインテリアデザイナー、内田繁と共同開発したPAPERMOON(ペーパームーン)シリーズです。

ところで岐阜といえば美濃和紙。こちらで使われているのもそうです。

何度も言ってますが、mtも美濃和紙なんですよー。

和紙作品がこんなに選ばれていることに驚きました。

和紙は現在、衰退産業でもあるのですが、素朴で繊細で温かみある質感、丁寧で心ある職人の手仕事など、

そこには人間本来の生き生きとしたものづくりの姿が感じられ、

これからの日本にとって本当に必要なものなのかもしれません。

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そして、売店コーナーのこの展示でまたテンション上がりました。

お菓子や食品など主にお土産品に使われている包装紙、パッケージデザイン、ロゴなどなど。

芹沢銈介や棟方志功など、民藝のそうそうたる巨匠がデザインしたものがずらり並んでる!ぎゃー!!

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この包装紙、売ってくれないかなー、って思っている人他にもたくさんいるはず!

今も使われているので、そのお菓子屋さんで何か買えば、包んでもらえるのだけど。

こうして一堂に見られる機会はなかなかないので、楽しめました。

一部販売しているお菓子もあります。

お出かけしづらい昨今ですが、何かの機会あればぜひご覧ください。

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d47 MUSEUM

https://www.hikarie8.com/d47museum/

「祈りのデザイン展」は2021年2月 8日(月)までです。

世の中はクリスマスシーズンですが、

外出もままならない昨今、通りがかりに見つけた風景。

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ん?あれ、これマスキングテープだよね?

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やはり。

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2色使い。

タイルの修理らしいけど、どういう記号なのだろう。

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グラフィカルで模様みたい。アートっぽくてなんだか面白い。

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ついつい激写。

以上、工事現場からの報告でした。

少し前に終わってしまいましたが、

青山スパイラルで行われていたミナ ペルホネンの展示へ行ってきました。

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「風景の色 風景の風/ feel to see」

ミナ ペルホネンの展示は過去にも何度か見に行っているのですが、今回も素晴らしいものでした。

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たくさんのテキスタイルが下がる一角。

テキスタイルは巻き上がったり下がってきたりしながら、ゆっくりと動いています。

一つ一つの柄を見る楽しみ、そして柄が重なったり動いたりする楽しみ。

シンプルな表現だけれど見応えがあり、こんなに楽しめるのかと、発見のある展示でした。

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こちらは映像コーナー。

モニターにミナ ペルホネンの様々なテキスタイルが映し出されます。

風がそよいだり、鳥が飛んできたり、テキスタイルの中に登場する花や動物が動き出し、

物語のような映像が次々と現れます。

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わあぁ、これ、ずっと見ていられる。

カラフルで可愛くて楽しくて、夢のような、詩のような映像・・・

ひたすら見続けてしまいました。

これら全部、実在するテキスタイルなんですよね。

洋服になったりインテリアになったりしているんですよねー。すごいなあ。

この独特な世界観に引き込まれます。

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いつまで見ていても飽きない、不思議なワクワクと安らぎ。

小さなキラキラをたくさん纏ったような気持ちになりました。

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こちらはアトリエで使われていたというイクラの箱。

ミナを立ち上げた頃、デザイナーの皆川さんは魚市場で働いていたそうです。

素敵な物語がたくさん詰まった展示でした。

(ショップコーナーではミナ ペルホネンのmtも販売されていましたよー)

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ミナ ペルホネン「風景の色 景色の風 / feel to see」

こちらのサイトで展示の様子や動画が見られます↓↓

https://www.mina-perhonen.jp/exhibition/feeltosee/

11月12日より始まった「FRENCH CHEESE WALK in 中目黒×企業コラボ東京プロジェクト」。

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「アート×フランス産チーズ」という新しいペアリングをテーマとした、新感覚の体験型イベントだそうです。

フランスチーズの魅力を、多種多様な切り口で知り、味わい、体験することができます。

11月23日(祝・日)まで開催!!

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メイン会場であるMDP GALLERYでは、多様なアーティストによるチーズアートの展示が行われていました。

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フェルトや刺繍、和紙、ガラスなど、素材も様々な作品があって面白いです。

写真の右端はハート型のチーズを表現しているようですが、近づいて見ると・・・

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マスキングテープが使われていました!

まるでペイントしたような、微妙な色のグラデーションが見事です。

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こちらは刺繍作品。

繊細で可愛らしいですね。

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こちらはフェルト作品です。

立体的に様々な種類のチーズをリアルに表現しています。これもとても素敵!!

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他にもユニークな作品がたくさんありました。

チーズ好きにはたまらない、楽しい作品ばかりで見応えがあります。

さらに、中目黒の街中にあるギャラリーやカフェなどとコラボレーションし、

各店舗にアート作品が展示されており、スタンプラリーも行われているそう。

参加者は先着でチーズ関連商品のプレゼントもあるらしいですよ。

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中目黒駅前にある蔦屋書店の通路部分にはチーズの巨大3Dチョークアートが!

フォトスポットになっており、人を入れて撮影すると、面白い写真が撮れそうです。

さらに期間中は、コラボしているカフェやレストランで、フランス産チーズを使ったスペシャルメニューが楽しめます。

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他にも、チーズセミナーや、チーズの試食会など、様々なイベントが開催されるそうです。

MDP GALLERYや各参加店舗でイベント情報や詳細の書かれたマップがもらえますので、

気になる方はぜひゲットしてみてください。

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フレンチチーズウォーク in 中目黒×
企業コラボ東京プロジェクト

http://collabo-art.com

青森県黒石市へやってきました。

味わい深い古い建物が建ち並ぶ通りを歩いていると、気になる店を発見。

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「IRODORI(いろどり)」というお店です。

2020年8月にオープンしたばかりの、まだ新しい店。

中に入ってみると・・・

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わーお!驚きました!!

なんとも美しい灯りです!!

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実はこれ、青森県の代表的なお祭りである「ねぷた」に使われた絵を使ってリメイクしているのです。

こちらでは地元黒石で作られたものだけを使っているそうです。

ねぷたのカラフルで賑やかな雰囲気を残しつつ、新たな魅力ある商品に生まれ変わっています。

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実際に使われた本物のねぷた絵をどどーんと出していただきました。

専門の職人によって手描きで描かれています。

これだけの大作が、祭りが終わったら捨てられてしまうなんてもったいない!!

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こんな柄もありました。可愛い。

そのままタペストリーにしたいくらいですね。

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この店では、ランプやうちわの手作り体験もできます。

ランプの場合、こんな風に切り取られたねぶた絵から、好きな柄を選んで組み合わせていきます。

カラフルな紙を見ているだけでワクワクします。

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むむむ?

マスキングテープがたくさん切り取られていましたが、ハテ?

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ランプの枠を組み立てる際に、仮止めするためのものだそうです。

マステの本来の使い方でした。

IRODORIが気になる方はインスタをチェックしてみてください。

鳩笛やこけしなど、青森のクラフト雑貨もちょこちょこ販売していて、可愛いものが色々ありました。

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IRODORI(いろどり)

https://www.instagram.com/irodori_kuroishi/

プロフィール

江澤 香織
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーライター、コーディネーターとして活動。All Aboutにて雑貨ガイド担当。
http://allabout.co.jp/living/zakka/
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