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COLUMN
コラム 2019年3月

横浜駅みなみ東口から直通で行ける新しいエンタメビル「ASOBUILD(アソビル)」がオープン。

内覧会へ行ってきました!!

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駅から繋がっているので、雨にも濡れず、たどり着けます。

エントランスにはインパクトのある看板が!

「アートとテクノロジーの融合」がこのビルのコンセプトでもあり、

建物内のあちこちには、新進気鋭のアーティスト作品が展示されています。

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こちらは「magma」の作品「JUNK LAND」。

様々な素材を手作業で組み合わせて創り出す、独自の世界観を得意とするアーティスト。

壁一面がカラフルな色や質感の物体でコラージュされ、

不思議な存在感を醸し出しています。

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ビルはB1Fから4F、屋上まで様々なコンテンツが盛りだくさん。

飲食やバースペースもあり、エンタメ体験コーナーあり、スポーツコートもありますが、

今回メインで紹介するのは、ハンドメイド体験フロア。

と思って、3階へ上がると、まずは広場のようなスペースで、

アーティストが壁に絵を描いています。その傍にはギターを弾く人が!

「Music & ART & Peace」と名付けられたイベントで、

アフリカを渡り歩きながら活動するアーティスト・鈴木掌産のライブペインティングと

ミュージシャンRickie-Gさんのギターの音色が融合。

子供も大人も自由に間近でアートを体験したり、音楽に合わせて踊ったり。

なんともゆるーく穏やかで楽しい雰囲気に満ちていました。

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その一方では、一心に陶芸に勤しむ作家の姿があります。

アトリエ+教室、のようなブースがいくつもあり、

作り手の作品を鑑賞したり、実際にもの作りを体験したりできるそうです。

オープンな空間なので、ふらりと気軽に立ち寄りやすく、作品も観やすいです。

陶芸の他には、キャンドルやフラワーアレンジ、アクセサリー作りなど、

20ジャンル200種類以上のものづくりワークショップが予定されているそうで、

国内では最大級のハンドメイド体験フロアとなっているとか!

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この日はハンドメイドアーティストの手づくり市のようなイベントが開催されていました。

ものづくりの教室へ行きたいけれど、どんな雰囲気なのか、どんな先生がやっているのか不安で、

今一歩踏み出せない、という方は、こういうところで探してみてはいかがでしょうか?

思いがけない出会いがあるかもしれません。

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ハンドメイドやDIYを楽しめる素材や道具、書籍なども多く販売。

広々とした空間で、ゆっくり材料選びができます。

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2階はガラリと雰囲気が変わって、

リアル脱出ゲームや、うんこミュージアムなど、面白愉快なエンタメコンテンツが色々ありました。

写真はうんこミュージアムですが、うんこを被ったお姉さんが説明してくれて、なかなか斬新な体験です。

子供が遊べるスペースも多いので、家族で楽しむにも嬉しい。

アート、エンタメ、ものづくり、スポーツ、と今までありそうでなかった

コンテンツがあれこれ一同にぎゅっと詰まった、まさに「アソビル」。

ゆるーく自由で、いい意味できちんとしていない感じが良かったです。

文化祭のような手作り感もあり、アーティストレジデンスのようで、

人間味があって、なんとも親近感を感じるビルでした。

ぜひ遊びに行ってみてください。

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ASOBUILD(アソビル)

https://asobuild.com

今年も開催されていました、JAPAN BRAND FESTIVAL(ジャパンブランドフェスティバル)。

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渋谷ヒカリエの8階へ行ってきました。

詳しくはサイトを見ると、その取り組みについて書かれていますが、

ものすごく緩く要約して書くと、例えば日本でものづくりをする人と、それを世界へ売りたい人、その活動を日本文化としてサポートしたい人などなどが、立場を超えて自由に出会える場所作り、というのがこのイベントの大きな目的です。

今回特に気になって立ち寄ったブースは「HOKKAIDO TO GO」。

私自身も別の形でお手伝いさせていただいたプロジェクトです。

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ユニークな視点で、北海道の魅力を新発見・再発見し、伝えて行くというミッション。

今回は、道内3地域のお土産品を、国内外のデザイナーとマッチングさせてリブランディングし、

新しい商品に生まれ変わらせるという事例が紹介されていました。

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釧路からは、焼き菓子とプリン。

プリンは、釧路湿原の霧をイメージして、和紙の包み紙を使ったデザインです。

ちょっと高級感がありますね。

プリン自体も、口溶け、味、色の3つの切り口で、食べた人が霧を感じるように開発したそうです。

プリンに使われている釧路の牛乳は、牛が海霧の浸透した牧草を食べていることで、こくが深まるのだとか。

プチサプライズとして、釧路の海の香りをイメージしたお香がオマケについてきます。

下の写真の焼き菓子は、元々ロングセラーである商品「釧路湿原紀行」をリデザイン。

今までブルーベリージャムの入った焼き菓子でしたが、新しいものはハスカップに変更予定だそうです。

パッケージには釧路湿原の風景と、そこに暮らす様々な動植物を描いています。

豊かな自然の魅力をもっと知ってもらいたいという思いが込められているそうです。

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これすぐ欲しいと思ってしまった、りんごパイ!

余市町のりんごを使い、パッケージは施設利用者さんたちが組み立てやすいように、

作業効率に配慮しているそうです。

シンプルで可愛いし、お土産にしたくなりますね。

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こちらはつまみに良さそうな、余市町の「BAKU BAKU NISHIN」。

身欠きニシンを現代風の味付けに加工したものです。

地元では子供から大人まで大人気の商品だそう。

唐辛子、ガーリック、黒胡椒の三種。

今までは、本当にザ・つまみという風情のビニールパッケージでしたが、

筒状のボックスに入れて、ギフトにもできるようになりました。

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最後にこちらはドレッシング「カレーなるサラサラマサラ」。

北海道といえば、スープカレーが有名ですが、また新たなカレーブームを狙ってる?!

外国人観光客にも人気のカレー。インバウンドへの訴求も目的としているそうです。

玉ねぎ生産量日本一!の北見市の玉ねぎを使用しています。

商品名は社長のアイディアだそうで、ユーモラスな響きが、つい手に取ってみたくなりますね。

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JAPAN BRAND FESTIVAL

http://jbfes.com

HOKKAIDO TO GO

https://hokkaidotogo.com

プロフィール

江澤 香織
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーライター、コーディネーターとして活動。All Aboutにて雑貨ガイド担当。
http://allabout.co.jp/living/zakka/
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