mt masking tape

COLUMN
コラム 2014年7月

前述の「インテリアライフスタイル展」報告シリーズ。

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もちろん、mtのブースもありました!!

"インテリア"というタイトルの通り、

ここでは「mt CASA」シリーズの紹介が中心です。

mt CASAとは、インテリアとして壁や家具に貼ることができる、

壁紙仕様のマスキングテープです。

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mtを壁紙として楽しむためのアイディアが分かりやすく展示されています。

こんなカラフルなお部屋が作れると思うと、テンション上がりますね。

mtの良さは貼ったり剥がしたりが気軽にできるところ。

今の壁紙に飽きたら、

また別のものに張り替えることが簡単にできちゃうのはやっぱり嬉しい。

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こんな風に、大胆な格子模様を作ることもできます。

パーティーのときだけ即興でデコレーションしたり、

貼ってみて「あれ?違う?」と思ったら張り替えてみたり、

自由に臨機応変な使い方ができるのは、壁紙業界としては画期的では?!と思います。

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そして、ちょっと気になったこちらのmt。

マットブラックのmtを黒板風に使うというアイディア。

壁や家具の一部分が、テープを貼るだけで黒板になってしまうのはユニーク!

子供の頃、壁に落書きしたら怒られましたが、

これなら後で剥がせるから、落書きもやりたい放題!今の子供たち、いいなぁ〜。

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mtのデザインも豊富です。

これだけずらりと並ぶと迷ってしまいますね。

創作意欲がワクワク膨らみます。

前述のライフスタイル展にて、面白いものを見つけちゃいました。

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折り紙で折ったような、動物の顔。

ゾウ、ウサギ、クマ、カバなど、色々いますね。

これら「gu-pa」という"紙の平面から立体への変化を楽しむ「組み立てキット」"

のプロダクトブランドから出ている「head box」。

ギフトボックスのように使える箱なんです。

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折るだけなので、組み立ても簡単。

リバーシブルなので、裏表を変えると表情ががらりと変わります。

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(上記はカタログ写真より)

箱の中にはお菓子や手紙を入れたり。

自分だけの秘密の宝物をこっそり忍び込ませたり。

ちょっとしたプレゼントにも嬉しいアイテムです。

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こんな風に販売しています。

作り方の説明も入っているので、すぐに組み立てられます。

子供と一緒に組み立てても楽しい。

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gu-paのデザイナー、ペーパークラフト作家の和田恭侑さんです。

とても愉快な楽しい方でした。

ポッケの上に付いているのは小さなhead box!!

アクセサリーみたいで可愛いですね。

こちらはまだ非売品だそうです、残念!

 

gu-pa

http://www.gu-pa.jp

毎年行われる「インテリアライフスタイル展」が今年も6月上旬に行われました。

業界向けのインテリア見本市ですが、リサーチを兼ねて毎度偵察に行っています。

今回、メインとなるアトリウム展示のテーマは「Welcome to my home!」。

「うち来る?」ってことで、ホームパーティーを想定したおもてなしアイテムや、

食回りの楽しいグッズ、空間をよりお洒落にする家具など、

様々な「集い」のスタイルが提案されていました。

あ、でも、私はそれとは関係なく、興味の赴くままに偵察を続けます。

mtブログで紹介したいなと思ったのはこちら。

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「MABATAKI NOTE(マバタキノート)とうブランド名で商品展開されています。

イラストデザインはアーティストの鈴木康広さん。

2010年の瀬戸内国際芸術祭では「ファスナーの船」を出展して大きな話題を呼びました。

(ファスナーの引っ張る金具部分の形をした船を海に浮かべ、

船が通った後の水面に広がる水しぶきをファスナーに見立てたインスタレーション。

you tubeなどでも見つかります。)

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鈴木さんの作品は、童話の世界のようにどこかほのぼのと牧歌的で、

その中に「あれっ?」という小さなときめきや発見、心温まる遊びが含まれているように思います。

MABATAKI NOTEとは、元々鈴木さんが10年以上、

約300冊を同時に使い続けているという(!)ツバメノートをベースに

ツバメノート株式会社の協力を得て製造したコンセプト・ノート。

そこから"人の記憶を呼び覚ます紙製品を開発する"「MABATAKI NOTE」プロジェクト

として新たに始動しました。

今回発表されたアイテムは、どれも真っ白な紙に手書きのような細い線で

文字やイラストが描かれ、紙の表情もふんわりと優しい質感です。

「かみの工作所」等で人気の福永紙工株式会社が商品の制作を行っています。

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こちらは「パラパラハウス」。

誰もが懐かしい気分になるパラパラマンガですが、

お家の形をしたブックをパラパラめくると、家の中での様子が静かに動き出します。

明かり、読書、階段、お風呂など、様々なテーマで、

素朴なタッチながら思いも寄らない展開を辿っていく、

意外な発想と新しい発見が楽しめるツールです。

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特に好きだったのが、この「紙の葉」。

本物の桜の葉脈から抽出した型を使い、エンボスに仕上げています。

たまに虫食いもあったり、とリアル。

使い方は各自の自由な発想で、例えば本のしおりにしたり、

メモやメッセージカードにもなるし、

ちょっとしたお菓子を置くお皿代わりにしても。

たくさん詰めて贈り物の緩衝剤にするなんてこともできます。

リースにしてお部屋に飾ってもいいですね。

暮らしの中で、想像力をかき立てるアイテムだと思います。

MABATAKI NOTE

http://www.fukunaga-print.co.jp/suzukiyasuhiro/

プロフィール

江澤 香織
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーライター、コーディネーターとして活動。All Aboutにて雑貨ガイド担当。
http://allabout.co.jp/living/zakka/
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