mt masking tape

COLUMN
コラム

みなさん、こちら、どこかで見たことありませんか?

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JR新宿駅や日暮里駅の案内表示で有名になった、「修悦体」こと、

佐藤修悦さんの作品です。

カラフルで紙の太さや質感も変わると、また雰囲気が違って見えますね。

普段はガムテープで作るそうなので、mtだとカットの仕方がいつもと違って難しいと申しておりました。

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実は案内表示も佐藤さんに作っていただいたのでした。

こちら、またどこかのmt artの展示で見られるといいのですが。

(6月開催、神戸のKIITOで見られそうですね!)

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こんな風にトイレのサインまで!!

独特な文字のフォントに味があります。

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そしてサプライズ!

佐藤さんご本人が来てくださいました!!

キュレーターの居山さんと一緒に、インスタライブに登場です。

サービス精神旺盛な、とっても愉快で温かいお人柄でした。

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この日のために特別に作ってくださった修悦体紙袋!!

ポケットにペンを指してぶら下げて見せてくれるなんてお茶目!!

佐藤さんは、この後警備のお仕事に出かけて行かれました。

まだまだ他にも作品があるので、次回に続きます。

2020年3月29日〜4月9日まで「3331アーツ千代田」で開催予定だった

「MT ART PROJECT(エムティアートプロジェクト)」。

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緊急事態宣言によって、開催は泣く泣く中止になってしまいましたが、

実はすでに展示の準備は万端な状態だったのです。

世界各国から集まったテープアーティストの作品がきれいにディスプレイされた状態のまま、

誰も入ることができなくなってしまった会場・・・。

延期などもかなり検討されたそうですが、会場にも次の予定が入っていたりでこれ以上伸ばすことは難しく、

ついに撤去しなくてはならなくなりました(涙)。

そこで、撤去前にどうにかして、mtファンのみなさんにこの会場の雰囲気を少しでも楽しんでもらえないか、

と急遽16日(土)にインスタライブを開催!!

私もmtファン代表として、インスタライブに呼んでいただき、

会場全体の構成を指揮したキュレーターの居山浩二さんに案内していただくような形で、

会場の様子をご紹介させていただきました。

mtのスタッフさんもみんな初めてのインスタライブで急な対応だったため、

ゆるーい放映で、たどたどしい部分も多々あったことかと思いますが、至らなかった点、心よりお詫びいたします。

私個人もすごく楽しみにしていた展示だったので、一般公開できなかったことは悔しいばかりですが、

このような機会をいただき、急遽会場にお邪魔させていただけることに。

実際に作品を目の前にしてみると、想像以上の迫力に驚きの連続でした。

お客様がこの場所に立てなかったことが本当に残念でなりません。

微力ではありますが、こちらのコラムでも会場の様子をご紹介したいと思います。

(mtのサイト内でも詳しい紹介ページがあります)

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まずは会場入ってすぐ、目の前にどーんと現れたのがこちら。

イタリア人のアーティスト、Carlo Galliの作品です。

イタリアではスターの象徴だといわれるサーカスの王女、Moiraの肖像画。

華やかで繊細なグラフィック。これ全部 mtで作られているのですよね??

思わず二度見!近寄って確認!

巨大な肖像画なので、何枚ものパネルに分解して送られてきたのものを、会場で再度組み立て直したそうです。

設営の様子を映したyoutubeもありましたので、ご興味ある方はぜひ。

https://www.youtube.com/watch?v=Dk2787sxiFI

そしてふと左を向くと、またまた巨大な作品。

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こちらは日本人のアーティスト、Hogalee。

ご本人が会場に来て、二日かけて仕上げてくださったそうです。

昔のコミックのような味のあるイラスト、mtがシルクスクリーンのような雰囲気で、うまく使われています。

目の前に立つと本当にすごい迫力なんですよー。

またいつか別の機会にぜひ展示して欲しいなあ。

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右側の壁と正面に見えるのは、ドイツ人のアーティスト、Felix Rodewaldtの作品。

ご本人が来日して制作してくれたそうで、こんな状況になってしまったがために、帰国するのも大変だったとか。

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こちらには、mtおなじみの柄のテープがふんだんに使われています。

遠くから見ると、同じ系統の色をグラデーション的に貼って、模様のように見せていますが、

壁に近づいてよーく見てみると、あれ、こんな模様を使っていたのか!と驚きます。

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かなり柄テープで攻めてますね。うまいバランスに色分けして使われています。

mtの全種類を使っているのだとか?!

離れたり近づいたり、動きながら鑑賞すると面白い。

あー、これ持ってる!持ってる!と自分のテープを見つけるのも楽しいです。

うーん、本当に・・・公開されなかったのが残念で仕方がない・・・。

まだまだ展示作品はたくさんあるので、次回もまた続きで、他の作品をご紹介します。

このような状況になってしまいましたが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?

お家で過ごす時間も増えていることと思います。

mtインスタでは、#mtartathome (おうちでmt)のプロジェクトも始まるようです!要チェック!

mtはお家遊びにももってこいのツールなので、ぜひお子様と一緒に楽しんでみてください。

mtなら、いくら貼ってもきれいに剥がせますので、壁に落書き(落貼り?)し放題です。

さて、感染予防に何よりも大事なことの一つは、マメに「手を洗う」こと。

でも、ついうっかりということも多いと思うので、

感染が心配な場所には、mtで注意書きを貼ってみてはいかがでしょうか?

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こんな風に「ドアノブに触ったら、手を洗おうね」という注意書きがあると、

より一層気をつけるかなと思いました。

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例えばパソコンとか、みんなで共有するようなものにも。

ちなみに下に貼ってあるのは、和歌山にある、生物学者・南方熊楠の博物館で買ってきたマスキングテープです。

熊楠さんは粘菌の研究者として有名で、これもマニアックな謎の粘菌柄(笑)。

ちょっと気持ち悪い柄のmtを一緒に貼っておくと、なるべく触らないようにするし、

触ったら、「あれ、なんかマズいもの触っちゃったかな?」と生理的な嫌悪感で、

より手洗いが即されるかなと思ったのでした。

mtさん、感染防止用の気持ち悪い柄シリーズのテープとか、発売しないかな(しないよね)。

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南方熊楠顕彰館

http://www.minakata.org

※グッズ紹介のところで購入もできます

紙好き文具好きに大人気のイベント「紙博」。

今年はコロナの影響で開催ができなくなってしまった中、

手紙社さんのwebサイト内で絶賛開催中ですよー。

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各作家さんのかわいいものが続々UPされていて、目が泳ぎますー。

毎週出店者も変わるみたいです。

イベントがなくなったのは残念ですが、こちらの方がお家でゆっくりじっくり見ることができるかも?!

ぜひご覧くださいませ!

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紙博 in えりすぐり手紙舎

https://tegamisha.shop-pro.jp

普段は出張の多い仕事なのですが、このような状況なので、ここ最近は自宅で静かに過ごしております。

せっかく家にいる時間ができたので、保存食(のようなもの)をせっせと作り始めました。

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保存食・・・というか酒のつまみですね。

右端の「しょうゆ糀」は、以前山梨へ行った時に買ってきた麦麹を

50℃くらいのお湯でふやかした後、お醤油に漬けて一週間。

毎日1回かき混ぜると、だんだん柔らかくなってきて、発酵の力でアミノ酸が増え、

旨味たっぷりの美味しい調味料になります。

そのままきゅうりや豆腐に付けて食べてもいいし、炒め物に使ったり、

これで魚や肉を漬け込んでもいい、とっても便利な調味料なのです。

私は山梨の五味醤油さんの麦麹で作りました。(通販もあります)

甘みがあるけど、クリアでさっぱりしているので好みです。

山梨県で造られる甲州味噌は米麹と麦麹の両方が入っている、とっても珍しい味噌なんです。

そして真ん中は「ピクルス」。これも超簡単。

きゅうり、大根、パプリカなどを短冊状に切って、瓶に入れ、ピクルス液を注ぐだけ。

気持ちで月桂樹も入れて。一日置けばできあがり。

ピクルス液は、京都にある飯尾醸造の「ピクル酢」っていうのを使いました。(こちらも通販あり)

何も考えずに入れるだけなので便利です。

飯尾醸造さんは、無農薬の米から自社で育て、お酒を造り、そこからお酢を造っているという、

昔ながらの伝統的製法で製造している数少ない会社です。

最後に右端はヘーゼルナッツの燻製。

ヘーゼルナッツがスーパーで安売りしていたのです。(ちょっと珍しいナッツなので売れなかったのかも?)

燻製は、ストウブの鍋を使いました。密閉性の高い鍋があれば、家で普通にできますよ。

中を全部アルミホイルで覆って(ヤニが付くので蓋も全部覆います)、

燻製チップをひとつかみくらい入れ、ザラメを少しかけます。(ザラメをかけると良い焦げ色が付きます。なくてもOK)

100円ショップなどで売っている足付きの網を用意し、その上にアルミホイルを敷いてナッツを並べておきます。

(アルミホイルは敷き詰めず、煙の通り道を作ってください。フチを作ってお皿のようにしておくと便利)

鍋は強火で2、3分火にかけると煙がくすぶってきます。

そうしたらナッツを乗せた網を入れ、蓋をして弱火で10分くらいかなー。(この辺は様子を見ながら加減を調整)

火を消して、蓋をしたまま、さらにしばらく燻しました。

ナッツの燻製は、燻製の中でも一番簡単なので、ぜひお試しくださいませ!

というか、時間ができたと言いながらも、結局簡単なものばかり作っていました。

mtでラベルを貼って日付を入れることも忘れずに!

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五味醤油
https://yamagomiso.com

飯尾醸造
https://www.iio-jozo.co.jp

ストウブ
https://www.staub-online.com/jp/ja/home.html

佐賀県に行ってきました!

佐賀のローカル放送局「SAGA TV」の一階に、

おしゃれなセレクトショップ「JONAI SQUARE」がありますよと聞き、

仕事の合間に立ち寄ってみました。

佐賀といえば、有田焼、伊万里焼など陶磁器産業で有名な地域ですが、

ショップにもたくさんの陶磁器が並んでおりまして、その一角にあるものを発見!

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これは、マスキングテープカッターではないですか!(右上。ババっと撮ったので写真が上手くなくてすみません)

この商品、佐賀県が若者目線で陶磁器文化の魅力を発信する「わかものやきものプロジェクト」という活動の中で、

焼き物の町として有名な、唐津、伊万里、武雄、嬉野、有田の5市町による、

『HIZEN5(ヒゼンファイブ)』というブランドが立ち上がり、そこから生まれたものなのだそうです。

実は佐賀県は「1世帯あたりの文具の購入額」が全国1位なんだそうで、こだわりの「焼き物文具」シリーズを展開!

ペンスタンドやクリップホルダーなど、様々な文具を作り、

マスキングテープカッターもその中の一つだそうです。

(手前にあるのは一輪挿しのフラワーベース)

全て陶器製。両サイドにカッターがあり、どちら側からも切ることができるようになっていました。

おしゃれなテープカッターが欲しい方はぜひチェックしてみてください!


JONAI SQUARE https://jonai-square.jp/

HIZEN5 https://hizen400.jp/

前回に続き、展示会の様子をお届けします。

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新作の紹介のほか、mtを使ったディスプレイ例のコーナーはやっぱり楽しい。

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こんなダイニングシーンが紹介されていたり。

よーく見ると、お皿やスプーンにmtでワンポイントデコレーションしています。

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こちらは和室のイメージ。

障子の部分はmtCASAかな?

mtがあると思うと、障子をやぶられても安心です(笑)

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これは子供部屋でしょうか。かわいい。

子供たちに自由に貼ってもらってもいいですね。

シールは剥がれにくいけど、mtならすぐ剥がせるので本当に便利です。

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こんな風に、ちょっとした工夫で、パーティーのテーブルも早変わり!!

これ本当に簡単そうだし、真似したい。

白い紙ナプキンも、mtを貼れば柄物になっちゃうんですねー。

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そしてこんなのを発見!!

以前、淡路島で「吹き戻しの里」(吹き戻しとは写真のピロピロ笛のこと)へ行って来た、

とこちらのブログに書いたのですが(2019年6月)、それを見たmtのスタッフさんが、面白い!と思ってくださり、

その後、淡路島の同じところへ行かれたそうです。

そこから生まれたコラボ作品がこれ!!笑笑

いつもゆるーくこのブログを書いていましたが、少しは役立つこともあったのかぁと嬉しくなりました。

今後もゆるーく書き続けようと思います(笑)。

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mt発売当時からお世話になっているスタッフの高塚さんと谷口さんです。

シャツのボタン部分に注目!

mtスタッフさんはみんなこのシャツを来ておりました!

これオシャレだし、売って欲しいですよね。

柄も毎年新柄が出るそうです。

2月某日、mt初めてのプロ向け展示会「mt style」が開催されました。

バイヤーさんやショップオーナーさん向けの展示会で、

新作mtなどがここで初めてお披露目されます。

今まではギフトショーなどに出展されていましたが、

よりmtの世界観を表現した空間で、もっと丁寧にお客様と向き合って行こう、という思いから

今年より開催されることになったそうです。

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エントランスのデコレーションがとても素敵で工夫に溢れていました。

カラフルなパネルはもちろんmtでできています。

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近づいてみると薄く透明なアクリル板にmtを貼っているだけ。

シンプルですが、見栄えが良く、インパクトがあります。

すだれのような効果で、向こう側が見えつつも、空間を仕切っています。

テープを貼り重ねることで、重なり部分が星のような模様になることも、

mtが和紙という素材だからこその特徴です。

これ、インテリアとして自宅でも真似できそうですねー。

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さて、まずは一番知りたい新作を一通り拝見しました。

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入ってすぐ目を引いたのはこちら。

ついに出ましたこのタイプ!!

個性的なイラストの型抜きテープです。

ちぎってシールのような使い方もできるそうです。

従来のmtより少し厚めの紙を使っているので、ちぎっても型が崩れにくくなっています。

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続いてこちらは新柄いろいろ。

ビビッドでカラフルな色使いです。

ちょっとレトロモダンな雰囲気があり、組み合わせで表情も変わりそうですね。

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こちらはスコットランドから。

アーティスト、Fi Douglasが設立したブランド「ブルーベルグレイ」は、ファブリックや壁紙などが人気。

その作品がモチーフになったテープです。

カラフルで優しく繊細な水彩画に心惹かれます。

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今までなぜなかったのか?!細身タイプ。

いや、あったのですが、基本はセット販売でした。

細身単体での販売は今回が初めてだそうです。

人気が出れば、今後もっと種類も増えるかも。

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外国人に圧倒的人気は和柄タイプ!

私も個人的にときめきました!上品な雰囲気でかわいい❤️

6種類がセットになった箱入りもあります。

プレゼントにも良さそうですね。

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新作mtは今回多めの40種類! 

実際に現物を手に取ると、ワクワク感が増してきます。

3月の発売予定だそうです。

次回も引き続き展示会の様子をお届けします。

先日、友人でもある経堂の雑貨店stockさんに、

青森で出会った果実袋のメーカーさんを繋げたという話をここで書きましたが、

その後、街のニュースになっていました!!

経堂経済新聞

https://kyodo.keizai.biz/headline/99/

やはり、これを欲していた人が結構いたんですねー、笑。

この紙の色合いや素材感を良いと思っている人が意外とたくさんいることに心強さを感じました!

デジタル化の時代、紙にもまだまだできることがある!

mtの誕生も思えばそんな何気ないきっかけから始まっていますし。

果実袋とmtのコラボとか、何かできたらいいなあー、

などと相変わらずふんわり妄想しています。

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こちらは青森の街中で見かけた光景です。

以前にも紹介したことありますが、

りんご柄のガムテープも青森にいかないとなかなか売っていない、レア商品です。

りんごの収穫期になると、ホームセンターに並ぶりんごガムテープ。

ダンボールに入れたりんごを、このガムテープで留めるのです。

今更ですが、新年初めての投稿です。

さて、mt好き紙好きにはお馴染みのstockオギハラさんから連絡があり、

以前こちらのブログでも紹介した青森のりんごの袋掛け用紙袋を

その後仕入れて販売開始したとのこと!!

農家さんのお仕事用の商品なので、なかなか普通には買いにくいものなのですが、

stockでは10枚入りで小分け販売しています!!

stockのweb shop ↓↓

http://stock-zakka.shop-pro.jp

店では、りんごに貼る品種のシールも販売しているそうですよー。

まさかのご縁が繋がったので、びっくりしました!!

(特にどちらの回し者でもありません。好きっていう思いだけ!笑)

りんご袋、改めて見ると、やっぱり可愛い。

紙の質感のざっくりした感じとか、色のくすみ具合とか。

農家さんには見慣れているものだろうし、

薬剤が塗られているので、雑貨扱いするのはあまり良くないかもしれないのですが、

必要最低限の機能に特化した、働く道具に惹かれます。

(医療とか実験系の道具や、アウトドア系も好き)

密かに思っていたのですが、青森のりんご周りのものって、みんな妙に可愛いんですよね。

りんごを入れる木箱とか、りんごの収穫に使う根曲竹の籠とか。(今はプラスチックに変わっちゃったところが多いですが、それでもまだ使っていらっしゃる農家さんもいます)

農薬散布用の車もおもちゃみたいな(失礼)真っ赤な車だったり。

りんごの「可愛い」をかき集めて、何か面白いイベントができないかな、

とひっそり思案中です。

プロフィール

江澤 香織
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーライター、コーディネーターとして活動。All Aboutにて雑貨ガイド担当。
http://allabout.co.jp/living/zakka/
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