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美濃和紙の世界同時展示会

六本木のアクシスギャラリーにて3月21日〜23日、

「ワールドプレミア 美濃和紙ブランド展」が開催されていました。

1300年の歴史を持ち、ユネスコ無形文化遺産にも制定されている美濃和紙。

その需要拡大を図るため、一定の基準を満たした製品にだけ表示できる

美濃和紙の新しいブランドマークが制定されました。

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そのお披露目的なイベントであり、

また美濃和紙で作られる新たな商品の発表の場ともなっていました。

山のようなマークは、美濃のMと、和紙を漉く時にできる

水のさざ波をイメージしているそうです。

東京の他、岐阜、ニューヨーク、パリ、ミラノの5都市で同時開催!!

当日は中継で結び、各地の会場の様子が放映されるという大掛かりなイベントでした。

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和紙の存在は日本人なら誰でも知っていますが、

意外と現在の私たちは「そういえば、和紙って普段何に使っていたっけ?」

とあまりピンとこなくなっているかも。

実は実は、mtも美濃和紙なんですよー。

身近なような、遠いような、でもやっぱりなくてはならない和紙。

中でも美濃和紙は、古来は奈良の正倉院に日本最古の紙として保存され、

平安時代には貴族や僧侶たちの綴る手紙などにも愛用されました。

現在は雑貨からインテリアまで、幅広い用途がある上、

国宝級の文化財の修復にも活用されているそうです。

また海外でも高い評価を得ており、大英博物館やルーブル美術館などで

絵画の修復に使用されているのですって!

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展示されていた「千年耐久紙」。

本美濃紙手漉き職人・国指定重要無形文化財保持団体会員の

澤村正氏によって漉かれた本美濃紙です。

国産の楮を使い、柔らかく繊細でありながら、

しなやかに丈夫で、耐久性に優れている、という和紙です。

奈良時代から残っている美濃和紙は、大事な過去の記録を多く残してくれました。

現在はPCに入った膨大なデータがあっさり消えてしまうような時代ですが、

1000年を超えて実物が残っている、という存在の重みを改めて感じます。

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他にも様々な美濃和紙製品が展示されていました。

こちらは涼しげな水うちわ。

岐阜の伝統工芸品のひとつでもあります。

うちわを水に浸けて扇ぎ、涼をとったことから、そう呼ばれているそうです。

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コーヒーフィルターも美濃和紙製がありました。

ちょっと贅沢な気分ですね。特別な一杯に使いたい。

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エコバッグも美濃和紙。カラフルでかわいい。

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こんな製品もありました。美濃和紙のタオルや靴下。

特殊な技術で織られた和紙糸が使われています。

実は綿より吸湿、吸水性に優れ、断熱効果や抗菌効果があるともいわれています。

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こちらも素敵。美濃和紙のアクセサリー。

色と素材の質感が楽しめます。

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レセプションパーティーでは、岐阜のお酒とつまみがふるまわれました。

明宝ハム、鮎のリエット バゲットのせ、母袋燻り豆腐、かゆり柿、

そして造り酒屋の飛騨牛しぐれのプチおにぎり!

料理に敷いている紙ももちろん、美濃和紙の懐紙。

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よくよく見てみたら、和紙漉き職人さんの様子が透かし絵になっていました。

これ、とってもいいです。

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美濃和紙新ブランド公式サイト

minowashi-japan.com

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