mt masking tape

COLUMN
コラム

前回石見神楽の面工房をご紹介しましたが、

そのお面の土台に使われている和紙は「石州和紙」と呼ばれています。

技術伝承を目的に建てられた「石州和紙会館」にも行ってきました。

sekiwashi001.jpg

和紙の材料となるのは、楮(コウゾ)、三椏(ミツマタ)、雁皮(ガンピ)などの植物。

この地域で採れる石州楮は、最も強靭な和紙になると言われているそうです。

神楽で散々激しい動きをしても耐えられるよう、丈夫なんですね。

sekiwashi002.jpg

島根県西部で作られる石州和紙は、重要無形文化財に指定されています。

さらに2014年には、ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約に基づく

「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に、

「和紙:日本の手漉和紙技術」の一つとして石州半紙が記載されているそうです。

sekiwashi003.jpg

和紙作りについて、ご説明いただいた後は、早速紙すき体験!!

私たちが行ったのは小さな枠で作る絵葉書サイズでしたが、

それでも、和紙の繊維が均等にならなくて、うまく薄くすくのはなかなか難しい。

sekiwashi004.jpg

すいた和紙(絵葉書)は、熱々の鉄板の上にブラシを使って伸ばし、乾かします。

sekiwashi005.jpg

みんなの作った絵葉書。

ワンポイントで様々な形に切り抜いた色和紙が入っています。

出来立ての和紙ハガキで、旅先から手紙を出すのもいいですね。

sekiwashi006.jpg

ショップコーナーも素敵でした。

石州和紙で作られた、ノートやメモ、名刺入れやうちわなど、様々な商品が並んでいました。

--------------------------------

石州和紙

http://www.sekishu.jp/index.html

うぎゃあああああー

kagura001.jpg

な、な、何ですか?これは??

大集合すると、すごいインパクト!!

怖いってば!!

果たして、この強烈なお面の正体は一体・・・・?

はい、正解はこちら!

kagura002.jpg

石見神楽、という島根県石見地方に伝わる伝統芸能。

そこで使われているお面です。

石見神楽の衣装やお面は特殊で精巧な技術が必要なため、それぞれの職人がいます。

今回訪ねたのは、石見神楽のお面を作っている工房だったのでした。

このお面、実は和紙でできています。

石州和紙と呼ばれる、この地域独特の伝統工芸です。

kagura005.jpg

お面ができるまでの工程です。

石膏の型から粘土の型を起こして乾燥、そこに和紙を貼り重ねたら、

裏から叩いて粘土を壊し、お面が出来上がります。

お面は一般的に木彫りのものが多いので、全て和紙で仕上がっているというのは珍しいです。

和紙は木に比べて軽いので、躍動感ある激しい舞いが多い神楽には最適!

kagura006.jpg

みんなで、お面の絵付けをさせてもらいました。

ベースの面に、ひげや眉、口などを描き込んでいきます。

怖くない恵比寿さんでチャレンジ。

筆を繊細に動かして、ほそーくヒゲを描き込むのがなかなか難しいです。

同じお面なのに、みんな違う表情になりました。

恵比寿さんはまだ簡単な方ですが、他の登場人物やヤマタノオロチなど、

描き込むものが多いとさらに難しい!!職人の技術がふんだんに詰め込まれています。

kagura101.jpg

工房にはこんな立体の壁画が!これも全部和紙!!

神楽のお面の技術を応用して、このような芸術作品を作ることもあるそうです。

--------------------------------------

石見神楽

http://iwamikagura.jp

島根県・平田には、木綿街道というのどかな散歩道があります。

ふと路地を歩いていたら、可愛い看板を見つけました。

AGOUYA??

agoya001.jpg

中に入ってみました。

agoya002.jpg

紙製品がたくさん並んでいて、とてもいい雰囲気です。

agoya003.jpg

気になるものが色々と。

色使いもシンプル。

素敵な文房具屋さんかと思いきや、

agoya004.jpg

よくよく見てみると・・・これは切り絵??

agoya012.jpg

agoya005.jpg

!!!

なんと細かいことでしょう。

ミニチュアサイズのメモになっています。

さらに店内を見回すと・・・

agoya006.jpg

えーっと、えっと、

プラモデル?!

いえいえ、切り絵です。細かすぎる!!

agoya007.jpg

おおお?!

こちらはちょっとシュールなアート風。

これも全部、三枚の色紙を組み合わせた切り絵です。

agoya008.jpg

ええええー!!

なんですかこれは!!

よーくみると超絶に細かい切り絵!!切り絵のノートです。

全部細かい四角を一旦切り抜いて網目状にし、そこにちっちゃな四角をはめ込んでるっていう!!

一体どうやったら、こんな細かいものが作れるのか??!!

右はカラフルだけれど、左は微妙なグラデーションの白を同じようにはめ込んでいます。

ありえない!!すごい職人技!!

agoya009.jpg

ぎゃー!!

もはや芸術品!!

気が遠くなりそう・・・ていうか気絶しそう・・・信じられない作業です。

文房具?とか呑気に言ってる場合じゃなかった。

すごい店に迷い込んでしまいました。

agoya010.jpg

店の奥はアトリエスペースです。

agoya011.jpg

作りかけの作品が、これまたすごい。

一つ作るだけでも相当大変なのに、同じものを色違いで3枚作り、

それぞれパーツをパズルのように入れ替えてはめ込むと、

面白い色使いのユニークな作品が出来上がります。

これらみんな、吾郷さんがお一人で仕上げているそうです。びっくり!!

いやもう、ビックリなんて簡単な一言では済まされない。

とにかく緻密さに圧倒されて、ただただ驚くばかりでした。

一見の価値ありです!!

------------------------------------------------------

吾郷屋

https://www.facebook.com/agouya/

鳥取県の米子鬼太郎空港に来ました。

shirobara001.jpg

窓ガラスの装飾が妖怪まみれですごいです。

空港の売店をうろうろしていたら、こんなものを見つけました。

shirobara002.jpg

白バラ牛乳!!

中国地方ではおなじみの、ご当地牛乳ですが、

こんなにいろいろなグッズができていました。

バラのマークが可愛い牛乳。

大山の麓で育つ健康な牛からできる、こだわりの牛乳は、全国でもトップクラスの品質を誇ります。

とってもおいしいので、出張などで訪れた際は、つい購入してしまいます。

鳥取県民にとってはソウルフードと言ってもいいほど、親しまれている牛乳です。

グッズも人気が出そうですね。

shirobara003.jpg

やはりマスキングテープもありました!

コーヒー、フルーツ、抹茶味など、発売している様々な味ごとにテープがあります。

牛乳パックと同じ、牛の絵柄がほのぼのとしてかわいいです。

-----------------------------

白バラ牛乳(大山乳業農業協同組合)

http://dainyu.or.jp

北欧スーパーマーケットのおしゃれデザイン完成度の高さには、昔からすごい!と思っていましたし、日本も最近は素敵なパッケージデザインが増えてきて、あちこちで目にする機会も増えたなとは思っていますが、それでも今回久々にデンマーク&スウェーデン(マルメ)に行ってみて、やっぱりこの国らはデザインの底力が違う!!と実感。相変わらずワーキャーしてしまいました。

hokusupar011juice.jpg

普通の駅前スーパーにて。ジュースの入った冷蔵庫。日本もおしゃれジュース屋さんや、ナチュラルコンビニはこんな感じの商品も増えたけど、やはり本国の日常デザインレベルの高さにはワクワクする。全部飾れるジュース。

hokusupar010matilda.jpg

昔からあるマチルダちゃんも健在。デンマークでは定番のミルクチョコレートドリンクです。昔より甘さ控えめ味になっていたように感じました。

hokusupar009can.jpg

スーパーオリジナルブランドの缶詰。シンプルだけど、なんかかっこよく見える。文字のフォントとか、並べ方もあるんだろうなあ。

hokusupar008paper.jpg

トイレットペーパーが可愛い。北欧好きの間ではおなじみ、Irmaという女の子がマークのスーパーです。日本でいうと、成城石井みたいな立ち位置なのかな?少しこだわった高級なスーパー。

hokusupar007sanitary.jpg

わー!

ここ本当にスーパーなの?なんなのこのシンプルな統一感!!

(北欧慣れしている方には当たり前の光景かもしれませんが、うざいくらい興奮していてスミマセン)

hokusupar006coffee.jpg

主にコーヒーが置いてあるコーナー。色々買い占めてしまいそうでコワイ。

hokusupar005flour.jpg

Irmaオリジナルコーヒーのパッケージ。これ、開けられないわ。

hokusupar002tea.jpg

そして紅茶も素敵だった。カラフルでテキスタイルのよう。北欧の人たち、コーヒーがおいしくて皆さんよく飲むけれど、実は紅茶も大好きなようです。オーガニックなどナチュラル志向のフレーバーティーが豊富。この可愛さ、誰がもらっても嬉しいですよね。ばら撒きお土産にも最適!

hokusupar003milk.jpg

牛乳です。あーやっぱりこの国に住みたい。

hokusupar001.jpg

デンマーク人は自分の国が大好きのようで、パーティー用品コーナーに、こういう国旗グッズが結構ありました。

hokusupar004cart.jpg

スーパーのショッピングカートも合理的。かごの下にキャスターがついているので、そのまま引っ張って使えます。そしてレジはほぼ電子マネー。デビットカードで決済が一般的なので、現金は全く使いませんでした。物価はやはり相当高いですが、ハイテクで洗練されたスマートな暮らしやすさに、その分は還元されているんだろうな。住めるのなら住みたい!ぜひ住まわせて欲しい!!と思うほど、居心地の良い国でした。

yubin001.jpg

いきなりですが、デンマークに行って来ました。

コペンハーゲンの有名観光スポットといえばここです。

運河沿いの建築保存地区で、たくさんのレストランや土産物店が軒を連ねています。

観光客もいっぱい。

なんとなく、イメージでは大阪の道頓堀的??(いやもっとオシャレですけど)

しかし観光地はふわっと流して、

今回はちょっとマニアックに通信博物館(Post & Tele Museum)へ行ってみました。

yubin002.jpg

街の中心地からはちょっと外れたところにあります。

なかなか立派な建物です。

以前は別の場所にあったようで、まだ完全オープンではない感じでしたが、

1Fのカフェはやっていました。

yubin003.jpg

博物館なのに、とてもオシャレでテンション上がります。

デンマークといえば、デザイン大国。家具や小物がいちいち気が利いています。

時間がなかったので、ゆっくりお茶はできなかったのですが、

食事やケーキなどもあるようでした。

yubin007.jpg

そしてビールの種類が異様に多かったです。これも嬉しい。

ビールについてはまた別途書こうかと思っていますが、

ラベルのデザインが色々あって、結構凝っており、可愛いです。

デンマークにはマイクロブリュワリーがとても多いそうです。

yubin004.jpg

郵便&電話関連も少々ですが展示されていました。

本当は切手とかが見たかったのですが、それらはなかったのです、残念。

1F部分しか開いてなかったので、まだ本番オープンではない模様。

yubin006.jpg

郵便コーナーもありました。というかこれ、普通に郵便局です。

この小包。なんとかっこいいことか!シンプルで美しいデザイン。

作りも秀逸なんです。箱型タイプは、ガムテープを留めなくても、

フタをかぱっと合わせて、箱がちゃんと閉じるようシステマチックに作られています。

何も送るものはなかったのですが、この箱だけ欲しい!と思ってしまいました。

-----------------------------------------

Enigma - Museum for Post, Tele og Kommunikation

http://www.enigma.dk

ウクライナ旅行に行った友人からお土産にチョコレートをいただきました。

ukuchoco001.jpg

何ですかこれは。

パッケージが可愛くて捨てられない!!

ウクライナ語は全く解らないですが。

そして中のチョコレートは、えーと、うーん・・・

丸いボンボンショコラ系のものがたくさん詰まっていましたが、

かなり甘々で、ちとフルーツがどぎつかった!

(赤とか黄緑とか、色もなかなかにどぎつい感じ)

でもパッケージは可愛い(もう一回言う)。

ukuchoco002.jpg

同じメーカーのタブレット型。

クラシカルな建物の風景がなかなかいい感じです。

中身はナッツをまぶしたミルクチョコレートでした。

こちらは安心しておいしく頂きました。

ukuchoco003.jpg

一緒にもらったチョコレートのカタログ。

デザインはとっても可愛いんですよね。

ハンドメイドのチョコレートだそうですが、ウクライナにはたくさん支店があるようです。

そういえば、ウクライナの大統領は大手チョコレートメーカー「ロシェン」のオーナーでもあり、

チョコレート王とも呼ばれているそうです。

ウクライナの人々はチョコレートが好きなのでしょうか?

-----------------------------------------

LIVIV HANDMADE CHOCOLATE

https://www.chocolate.lviv.ua

ライフスタイル展ネタをまだ続けていますが、こちらはおなじみのブース。

l-mtcasa001.jpg

「mt CASA」です。

mtのインテリア部門として、壁や床、家具などに貼ったり剥がしたりできるマスキングテープ。

l-mtcasa003.jpg

ラインナップもずいぶん豊富になりました!

壁にどーんと貼れる幅広のロールタイプや、アクセント的に使えるドットなどのシールタイプ、半透明に透ける素材感も楽しめる和紙テープ、紫外線カットで日差しを和らげる窓ガラステープなど、用途に合わせて様々なタイプがあります。デザインにはウイリアム・モリスやミナ・ペルホネンなどもあって魅力的。

l-mtcasa002.jpg

「貼って、剥がせる」は改めてすごい。

壁紙のデザインがたくさんありすぎて選べない!!と思っても、

貼って剥がせるなら、気軽に試せる。飽きたら変えられる。

パーティーなど、その日一日だけのデコレーションもできる。

自画自賛発言ですが、壁紙革命的な商品だと思います。

-------------------------------------------------------------

mt CASA

http://www.masking-tape.jp/lineup/special/casa/

syugi01.jpg

こちらはご祝儀袋??

とてもスタイリッシュなデザインです。

祝儀品メーカー、マルアイの商品です。

hanabi.jpg

水引や和紙の質感が本当にきれい。

マルアイの地元である山梨・市川大門の伝統産業である手すき和紙と

花火をテーマにした祝儀袋「手漉き和紙金封 花火」。

市川大門は、和紙の町、花火の町として知られているのだとか。

線香花火を模したという繊細な水引ののしは、花火と同じ製法で撚っているそうです。

mizuhiki.jpg

こちらは新ブランド「GOKANKAKU」。

五感をテーマにしているそうです。

職人が一つ一つ編んだ、水引の小さなフレグランスアイテム。(9月発売予定)

フレグランスオイルの瓶に挿しておくと、ふわりと香りが広がります。

いろんな形があるのもかわいい。

kirakira.jpg

おとなのぽち袋。

伝統柄を施したきらびやかな紙に、同色の箔を乗せて、エレガントな雰囲気です。

kyuryo.jpg

こちらはちょっとおふざけ版。

給料、賞与、月謝袋などがミニミニサイズのポチ袋に。

ユーモアを添えたお礼をしたいときなどに、いいかもしれません。

---------------------------------------------

マルアイ
http://maruai.co.jp

今回の展示で、私が個人的に一番ときめいたもの。

yuzenwashi001.jpg

美しすぎるステーショナリー♬

私の写真の技術力がアレですが、あまりに美しくて、しばし見とれてしまいました。

これ全部和紙です。

和紙に友禅の技法で模様が施されています。

yuzenwashi002.jpg

近づいてみると、より美しさが分かるかな?

紙の質感なども古来の感じで、とてもいいのです。

「友禅和紙」という名前で展開している新しいシリーズです。

元々あった友禅の模様だそうですが、色をシックなものに変え、

ヨーロッパのクラシカルな紙製品のような風情があります。

まるでウイリアムモリスか、フィレンツェの古典的マーブル紙みたいな雰囲気。

yuzenwashi003.jpg

色紙短冊、和本帖などを手がける京都の会社、

尚雅堂(しょうがどう)の新しいブランド「Ginger」。

会社名の"しょうが"の音からイメージし、

生姜は薬用としても使われ、人を芯から元気付けてくれるものでもあり、

活き活きとした暮らしの製品を、新しい視点で提案したい、という思いで名付けられたそうです。

ノートは和綴じ、箱やご朱印帳もあります。

yuzenwashi004.jpg

こちらはディスプレイ用のパネルで、今のところ非売品だそうですが、

これが欲しい、というお客様を何人も見かけました。

素材も上質でしっかりしているので、インテリアとして需要がありそうです。

yuzenwashi005.jpg

同じくGingerから出ていた、こちらは黒谷和紙の製品。

素材の質感が美しいです。

黒谷和紙は800年の歴史があるそうで、国宝桂離宮の襖紙や京都御所の修復、

ワシントンの日本大使館などにも使用されているそうです。

うちわや箱、名刺入れなどもありました。

------------------------------

尚雅堂

http://www.shogado.co.jp

プロフィール

江澤 香織
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーライター、コーディネーターとして活動。All Aboutにて雑貨ガイド担当。
http://allabout.co.jp/living/zakka/
過去の記事はこちら
ARCHIVE