ARTISTアーティスト
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- Alain Gréeアラン・グレ
- フランス人絵本作家・イラストレーターのアラン・グレは、1936年7月21日、フランス・パリ郊外Eaubonne(オーボンヌ)に生まれました。パリの"Ecole des Arts Appliqués"でグラフィックアート・アトリエを学び卒業した後、"Beaux Arts de Paris"でファインアート学を専攻し、その後、当時少なかった子供向けの「楽しく学べる学習本」の制作に取り掛かります。現在は、グラフィックデザイナー・広告等の出版物のエディターとして活躍中です。最近では、1960〜70年代に出版された絵本のイラストをリマスタリングし、イギリスのButton Booksから出版。日本語を含めさまざまな言語に翻訳されています。
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- William Morrisウィリアム・モリス (1834-1896年)
- 19世紀後半の英国において、アーツ&クラフツ運動を牽引した偉大なデザイナー、詩人、思想家、工芸家であり、モダンデザインの父とも呼ばれるウィリアム・モリス。モリスは、“モノ創りの喜び”と“素材の自然美”に大きな価値を見出し、この運動が彼の信念として世界に広まりました。やがてそれは日本においても大正時代、“民芸運動”の中で伝えられたのです。モリス逝去後120年あまりも経過していますが、彼の“残した信念”は普遍的に受け継がれ、唯美的戦略として築かれた優秀なデザイン・スタイルを伴ったMorris & Co.のインテリア装飾として今日でも創造を続け、世界中へ流通されています。モリスの残した名言「役に立つかわからないもの、あるいは美しいと思えないものを家に置いてはならない」、この言葉は現在でも大きな意義を保っているようです。
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- OTTAIPNUオッタイピイヌ
- OTTAIPNUは2004年から鈴木マサルが展開するテキスタイルブランド。「きれいな色や柄は別に無くても成立するものだけど人の心に浸透するビタミンのようなもの」という事をテーマにスタート。色鮮やかなプリントテキスタイルを中心に、傘、カバン、タオル、ハンカチなど、生地本来が持つ魅力にあふれたコレクションを展開しています。近年ではテキスタイル以外にも家具や建築空間など様々なシーンに向け、色柄を軸にしたデザインを提供。理屈抜きに色が綺麗で、柄が魅力的で、目に入った瞬間に心を奪われるようなものを。そんな気持ちでデザインに取り組んでいます。
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- Olle Eksellオーレ・エクセル
- オーレ・エクセル(1918-2007)は、スウェーデンを代表するグラフィックデザイナーの一人であり、スカンジナビア半島で最初の現代グラフィックデザイナーの一人としても知られています。優れたデザイナーと筆者のみならず、偉大な先見者でもありました。これは彼の「デザイン=経済」(1964)という、デザインと経済の重要な関係を明白そして優雅な議論を伴って持ち出した著作の中でも見られます。「良いデザインは単純に美的だけではなく、経済にとっても役に立つ。良いデザインは格好いいだけではなく、本当はものすごく真剣なものだ!」。ニューヨークの近代美術館、パリのルーヴル、それからベネチアのビエンナーレにおける国際展示会に参加し、ニューヨークのグラフィック・アート国際センターに本拠を置いていた国際タイポグラフィ審査員の一人としても活動していました。1985年にスウェーデンで広告界のプラチナ・アカデミーにも指名されました。2001年にスウェーデンの政府はデザイン分野における著しい貢献に対しオーレ・エクセルに名誉教授という称号を与えました。
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- Kapitzaカピッツァ
- カピッツァは、ニコル・カピッツァとペトラ・カピッツァの姉妹が運営するマルチ分野の業務を手掛けるデザインスタジオで、色、パターン、数学及び自然に対する情熱を持っています。このスタジオは、世界中のファッション、インテリア、コスメ、製品デザイン、そして出版業界を網羅する広範囲な国際的ブランドと協力関係を持っています。その協力相手にはコム・デ・ギャルソン、グッチ、クリニーク、USPS、テヌース、イケアなどが含まれます。カピッツァは、自社の大胆でカラフルな作品を紹介する刷新的なパターンアートブックを発行して世界中に支持者を獲得してきました。これらの作品は、スタジオが現在進行形で実施している幾何学模様や数式の実験的研究の結果であり、また自然やマークの制作をとおして発見された有機的構造物の結果でもあります。それらの知的概念をベースとするカラー言語と共に、各作品はカピッツァのユニークなスタイルを形作っています。2008年に発行されたカピッツァの幾何学ブックは、流行している幾何学アート、インテリア、及びイラストの復活の口火を切りましたが、それらのパターンの知性や独特の色使いは他の追従を許しません。
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- SOU・SOUソウソウ
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日本の四季や風情をポップに表現したテキスタイルデザインを製作する京都のブランド。『新しい日本文化の創造』をコンセプトに、伝統的な素材や技法を積極的に用いながらも、現代のライフスタイルに寄り添うものづくりを展開。地下足袋や和服、和菓子や家具など、多岐にわたるアイテムを製作・販売。また、様々な分野の企業とのコラボレーションによって、日本のテキスタイルデザインの可能性を広げている。
脇阪克二(テキスタイルデザイナー)、辻村久信(建築家)、若林剛之(プロデューサー)らによって2002年設立。
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- PAPIER TIGREパピエ ティグル
- PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)は2012年にパリで設立したステーショナリーを中心にものづくりを行うプロダクトブランド。もともと文具の専門家ではなく、クリエイティブなチームで何か革新的なことを始めたいという気持ちから活動をスタート。キーコンセプトは“イノベーション”と“クリエーション”。グラフィック・遊び心・実用性といった要素を大切に、表面的なデザインだけでなく、使って楽しい仕掛けを持つパピエ ティグル オリジナルのアイテムを展開。また、用途やカテゴリーの境界を意識しない“ゼロバリア”をモットーに、色やモチーフ、デザインなどから製品を考えます。デスクまわり、家の中、文章をやりとりするシーンなどで活躍する、使う人の生活によりそう高品質な「ライフアクセサリー」をパリと東京のオフィスからお届けします!
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- Peanutsピーナッツ
- 作者はチャールズM.シュルツ氏(1922年11月26日~2000年2月12日)。シュルツ氏は1997年75歳のお誕生日プレゼントとして取った5週間の休暇以外、亡くなる直前の1999年12月の断筆宣言まで1日も休まず、17,897日分のコミックを描き続けました。資料収集からセリフの書き込みに至るまで、すべての作業にアシスタントをつけることなく、たったひとりで行っていました。コミック「ピーナッツ」は1950年10月2日、アメリカの新聞7紙で連載がスタートしました。現在も75ヵ国、21の言語、2200紙で連載されており、世界中で愛されています。
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- Polly Fernポーリー・ファーン / 陶芸家・イラストレーター
- 1994年、イギリス東部ノリッチ生まれ。オーガニックな日常生活、物語、自身の子供時代からインスパイアされた「新しい懐かしさ」。8万人のSNSフォロワーを持つ次世代アーチストでありながら、都会は苦手。豊かな自然の中でカナリアと暮らし、陶器を作り、絵を描いている。
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- bluebellgrayブルーベルグレイ
- 2009年にスコットランドのアーティスト、Fi Douglasによって設立されたBluebellgrayは、多くの受賞を重ねてきたライフスタイルブランドであり、布地から壁紙まで様々な領域でカラフルな家庭用品を提案しています。 Fiは、スコットランドのスタジオで、ブランドの代名詞である水彩の抽象画と花柄を手書きで描いています。 楽しげで、愛情を込めて作られたこれらのデザインはリビングを豊かにし、日常に彩りを加えるために作られています。
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- MATTI PIKKUJÄMSÄマッティ・ピックヤムサ
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1976年、フィンランド・オウル市生まれ。
ヘルシンキ芸術デザイン大学(現 アアルト大学)在学中にイラストレーターとして仕事をはじめる。その後、フィンランドの新聞社 Helsingin Sanomatや出版社から依頼を受け、挿絵を数多く手がける。フィンランドのテキスタイルブランド、marimekko、kauniste、Lapuan Kankuritからテキスタイルデザイナーとしてデザインを発表。ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンも受賞した名誉ある児童文学賞「ルドルフ・コイヴ賞」を2013年に受賞。 フィンランド国家芸術賞(イラストレーション部門)を2015年に受賞。2018年 MUJI BOOKS より共著「CupOfTherapy だいじょうぶ。」刊行。フィンランドイラストレーション協会によるイラストレーター オブ ザ イヤー 2019 アワード受賞。フィンランド国内をはじめ日本でも個展や似顔絵イベント等を開催している。
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- CupOfTherapyカップオブセラピー
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CupOfTherapy (カップオブセラピー)は国際的に認められたフィンランド人のイラストレーター/アーティスト、マッティ・ピックヤムサ(Matti Pikkujämsä)と心理療法士、アンッティ・エルヴァスティ(Antti Ervasti)が2017年5月に立ち上げたブランドです。
イラストを通じて心の健康や、自分らしい生き方にかかわる大切な問題をユニークで身近な動物やキャラクターを通じて紹介していきます。
イラストは勇気や癒し、ユーモアを伝えてくれます。
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- 水木 しげる
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1922年3月8日生まれ。鳥取県境港市で育つ。
太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居作家となり、その後漫画家に転向。
代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「日本妖怪大全」「河童の三平」「悪魔くん」など。
2015年11月30日 逝去。
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- minä perhonenミナ ペルホネン
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1995年、デザイナー皆川 明により設立されたブランド。
社会への考察や自然への詩情から図案を描き、織やプリント、刺繍などのテキスタイルをオリジナルにデザインしている。
近年は衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っている。
主な展覧会に「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」がある。
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- 山口 一郎
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画家。香川県在住。
セツ・モードセミナー卒業後、イラストレーターとして雑誌広告の仕事に携わる。
現在は青山のDEE'S HALLなどで定期的に個展を開催し、
海外のギャラリーでも展示会を行う。
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- Lisa Larsonリサ・ラーソン
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1931年スウェーデンのスモーランド地方ハルルンダに生まれる。ヨーテボリにある美術学校で陶芸を学び、大学卒業後、スティグ・リンドベリに見出され、彼がアートディレクターを務めていたグスタフスベリ社に入社。スウェーデン陶器の黄金時代を築く。1980年スティグ・リンドベリやカーリン・ビョールクウィストらと並び、グスタフスベリ社を代表するデザイナーとして、26年間活躍したグスタフスベリ社を退社。その間、300をも超える作品を手掛けた。
退社後は、フリーランスとして活躍したのち、1992年に自身のセラミックスタジオをオープン。スウェーデンだけでなく世界中でコレクターが急増している。世界各地で展覧会を開催。現在も制作活動を続けている。リサ・ラーソンは世界一「かわいい」ことを考えているおばあさんであり、スウェーデンを代表する陶芸アーティスト。都心から少し離れた森の中で、創作を続けている。