mt masking tape

COLUMN
コラム

用事があって、渋谷から表参道へ向かうキャットストリートを歩いていたら、

以前ボルダリングジムだったところがファッションブランド、アニエス・ベーのお店になっていました。

1階2階はショップで、3階はカフェ兼ギャラリーになっているそうです。

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案内表示がこんな感じ。

黒いマスキングテープで文字を書いているだけ。

すごくシンプルなのに、アニエス・ベーがやると、どうしてこうお洒落なんでしょう。

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3階までの階段の様子。

赤、白、黒のシンプルな色使いがアニエス・ベーっぽい。

学生時代にすごく憧れて、パリまで買いに行ったりしたほど、好きなブランドでした。

しばらくご無沙汰していたのですが、

久しぶりに来てみるとアニエス・ベーは変わらずブレていなくて、やっぱり素敵だなと改めて再確認。

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階段の壁には、いろんな表情の顔がマスキングテープで描かれていました。

この絶妙な表現がアートっぽい。

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3階は、ガラスの吹き抜けの天井が清々しく、とても気持ちのいい雰囲気!

現在は、セネガル出身のアーティスト Omar Victor Diop(オマー・ヴィクター・ディオプ)の作品を展示中(11月15日まで)。カラフルでお茶目でユニークで、見ていると元気が出てくるような作品でした。

今度はカフェでゆっくり過ごしてみたい、と思わせる空間でした。

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アニエス・ベー

https://www.agnesb.co.jp/

渋谷ヒカリエの8階にあるD&Departmentで、時々開催される日本各地の展示。

D&Departmentが出版する全国の観光ガイド「d design travel」の岡山版が発売されるとのことで、

「岡山展」が開催されていました!

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岡山を、その土地らしさを汲み取りつつ、デザインの視点から切り取ったユニークな展示です。

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展示と同時期に出版された岡山ガイド本。

表紙の絵は絵本作家の五味太郎さんが描いた、「桃太郎」に出てくる鬼ヶ島の鬼。

五味さんは岡山出身ではないですが、岡山県内のお土産コーナーでは必ず見かける、

きびだんごのパッケージイラストを描いていることで、岡山県人にはおなじみなのでしょう。

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ここでは、本の中で紹介されているものがリアルに展示されています。

大原美術館、ジーンズ、備前焼など、岡山を代表するような場所やもの、人が紹介されていますが、

そこにD&Department独自の基準、テイストがあります。

美術館の壁の一部だったり、レストランの椅子や食器だったり、店の古い看板だったり、

その場所の空気を漂わせるようなカケラを展示していることも多々あり、

なかなか貸し出しなど許してもらえなさそうな、

その場所にとっては唯一無二の大切なものの場合もあります。

毎回交渉したり、運んだり、本当に大変だっただろうなあ。

この展示にかけるスタッフの努力と熱意には心から敬意を感じます。

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mtもずらーっと並べて、紹介していただいておりました!

11月30日までやっていますので、ぜひ見に行ってみてください!!

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D&Department

https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_22788.html

井の頭線の渋谷駅から、東急東横店を通ってJRの方へ行く通路を歩いていると・・・

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むむむ、なんじゃこりゃ??

ものすごい落書き??

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いえいえ、これ、たった3日間だけ行われた、幻のアートイベント。

渋谷の東急東横店は10月から解体工事が始まるそうで、

JR山手線玉川改札も閉鎖。できて86年という歴史ある東急東横店とJR改札への感謝の気持ちを込めて、

アートプロジェクト「#391045428 (#サンキュートーヨコシブヤ)」が、

9月23日から25日までの3日間限定で開催されました。

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これから解体予定のショップのシャッターや階段、通路などを使って、様々なアーティストがペインティング。

22日の終電から始発の間に全て仕上げてお披露目となったそうです。

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迫力あるペインティングがあちこちに。

立ち止まって見ている人や、写メを撮っている人もいました。

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普通によく通る道でもあったので、いきなりのデコレーションにびっくりでしたが、

なくなってしまう寂しさを、渋谷らしいアートで有終の美を飾っていて、ワクワクする楽しさがありました。

後ほどメイキング映像を見ると、mtを使っているアーティストさんもいたようです(見つけられなかった!)

もう終わってしまいましたが、渋谷の粋な試みに拍手!!

MT ART PROJECT(MTアートプロジェクト)は今、北海道の東川町へ行ってますねー(19日土曜まで)。

東川町って知る人ぞ知る街ですが、旭川市の隣です。(旭川空港からだと近いです)

私も昨年東川町へ行ってきたのですが、とにかく街の心地よさに驚きました。

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これ、リゾートホテルじゃないですよ。

なんと小学校。

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小学校が本当に素敵なんです。

学校の近くには田畑があり、給食に使う米や野菜も生徒たちが自分たちで育て、

全学年が一緒にお昼ごはんを食べるんですって。

美しい環境で、最先端の教育が施されています。

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日本の小学校とは思えません。

旭川、東川は昔から木材が豊富であることから「家具の街」でもあり、

世界的デザイナーが作った名作椅子などもここから生まれています。

旭川家具の特徴は、自然素材がふんだんに使われ、デザインに優れ、職人のクラフトマンシップが感じられるもの。

小学校で使われている家具も地元の家具メーカーが作ったものです。

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MTのイベントが行われる「せんとぴゅあ」にも、すごい椅子の展示コーナーがあります。

「織田コレクション」には、世界中の名作椅子がずらり。しかも入場無料!

デザイン好き、家具好きにはたまらない展示だと思いますし、

家具のことをあまりよく知らなくても、美しく個性的な椅子は見ていて興味深く、一見の価値あり。

もし行かれる方は、MTと合わせてこちらもぜひご覧になって見てください。

一部はせんとぴゅあの図書コーナーにも展示されているのでお見逃しなく。

東川・旭川については、以前取材した「朝日新聞&TRAVEL」の記事に詳しく書きましたので、

手前味噌ですが、もしよかったらご覧ください。

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旭川は上質は家具の街だった!「旭川デザインウイーク」前編

https://www.asahi.com/and_travel/20190820/121585/

工場もぐるぐる見比べて「旭川デザインウイーク」後編

https://www.asahi.com/and_travel/20190821/126214/

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東川はカフェや雑貨屋さん、レストランなども、センス良くおしゃれな店がとても多く、

それらが自然と一体化して、そこに人々が気持ちよく暮らしていて、それはそれは居心地の良い街でした。

最後に、オススメのドーナツ屋さんがあるのでお知らせします。

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店の横にあるベンチからの眺めが本当に気持ち良い!

「& DONUT」は田んぼの真ん中にポツリと佇むドーナツ屋さん。

ここのドーナツはシンプルながら自然な素材の良さが生きていて、本当に美味しいです。

実はそんなにドーナツ好きでない私が、ここのドーナツについては激推しします。

(週末しか営業していないので営業日は要チェック!)

あと、東川は水がきれいで、北海道唯一上水道がなく、全て山の地下水を使っているので、

日本一コンビニのコーヒーが美味しいなんて言われています。

& DONUTでも一緒にコーヒーを頼むことをお忘れなくー!

東川・旭川には他にも良い店がたくさんあるのですが、紹介しきれないので、またいつか!

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mt art project at HIGASHIKAWA CALUTURAL EXCHANGE CENTER

・日程:9月3日(木)~9月19日(土)
・営業時間:10時~17時
・会場:東川町複合交流施設せんとぴゅあ
・住所:北海道上川郡東川町北町1-1-1

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高知県土佐市にやってきました。

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訪ねたのはこちらです。

んん?倉庫ですか?

左端の扉の向こうが怪しいです。

早速中へ入ってみると・・・

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うわー!!

素敵空間が広がっていました!!!

うつわのギャラリーです。広い!!

元は車や船などの製造工場だった建物だそうです。

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シンプルでモダンなデザイン。

手に馴染みやすく、日常に使いやすそうなうつわがずらーっと並んでいます。

色も形も豊富で目が泳ぎます。

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陶芸家の森田浩路さんは土佐市の出身ですが、東京で大学時代に陶芸サークルに入り、

そこから器作りにハマってしまったのだとか。

奥様の作ったアクセサリーや、娘さんの描いたTシャツなども並んでおり、

ものづくり大好きのアーティスト一家です!

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あっ!レジのところにmtを発見!

手作り風の木の台にいくつか並べて、ラッピング時に使い分けているそうです。

森田さんの器を思わせるようなシンプルな色のセレクトですね。

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ギャラリーの二階は今空いているので、何か新しいこと面白いことをやってみたい人募集中だそう!

興味のある方、器好きの方は、ぜひ訪ねてみてください。

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もりたうつわ製作所

http://moritautsuwa.com

2020年6月に新しくオープンした「弘前れんが倉庫美術館」。

青森出張の合間に立ち寄ってみました。

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青空に赤レンガが映えます。

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入り口入ってすぐの所には、奈良美智さんの「あおもり犬」が!

以前は美術館の前の公園に居たのですが、今は建物の中に入っています。

写真スポットとして人気があります。

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こちらの煉瓦倉庫、かつては酒蔵だったり、シードル工場だったりしたこともあり、

9月22日まで「Thank You Memory -- 醸造から創造へ --」というテーマで、

この建物の歴史を思わせる展示が行われていました。

実はコロナの影響で、まだ一部フランスから届いていないアーティストの作品などもあるそうで、

これから展示作品はもう少し増えそうです。

私が訪ねたのは平日だったので、人も多くなく、ゆっくり鑑賞することができました。

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美術館を訪ねた人だけの特典、なんと美術館オリジナルのポスターがもらえます!

無くなり次第終了だと思いますが、一人1枚、持ち帰ることができます。これは粋な計らい。

とても素敵なデザインのポスターです。

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そして私が特に見入ってしまった展示はこちら。

旅行用トランクを開いた状態の中に作られたミニチュアの街。

ベルギー・ブリュッセルの街が表現されています。

全て着古した洋服などを縫い合わせたリメイクだそうです。

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こちらはニューヨーク。

よくできていますねー。

気軽に旅ができなくなってしまった昨今、カバンの中のプチトリップ!

心にワクワク感をもたらしてくれます。

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こちらは青森県・弘前の街。

弘前城、岩木山などが見事に再現されています。

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近づいてよーく見ると、弘前の街中にある洋館なども、ちゃんと一つひとつ同じ形に作っているんですよ。

知っている街は見れば見るほどその精巧さに感心してしまいます。

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お隣にもう一棟ある煉瓦倉庫はカフェとショップになっており、シードルのタンクがずらり。

ここで造ったシードルや、青森県内のシードルが飲み比べできます。

ショップでもシードルやミュージアムグッズを購入できます。

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私はうっかりビールを飲んでしまいました。

こちらも弘前市内で造られているクラフトビール「ビーイージーブルーイング」のビールです。

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弘前れんが倉庫美術館

https://www.hirosaki-moca.jp

切り絵アーティストのYUYAさんが渋谷で「ちょっきんきりえ展」の展示をしていたので、見に行ってきました。

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カラフルだけど、どこか落ち着いた風情もある、ほのぼのと和やかな雰囲気が、YUYAさんらしい作風です。 今回は「のどか」がテーマ。コロナウイルスによって外出もしづらい状況の中、少しでも穏やかな気持ちで過ごして欲しい、というYUYAさんの思いが作品に表現されています。

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YUYAさんの切り絵は、花や動物など自然をモチーフにしたものが多く、カラフルでスタイリッシュな印象の中に、優しさ、懐かしさ、哀愁など、人の心にすっと寄り添うような温かさがあるように思います。観ているだけで楽しい気分になって、癒される切り絵でした。

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こちらは作品になる前の修作のようなもの。アイデアを思いついたらメモ書きのように描き溜めて、それを元にイメージを膨らませて作品作りをすることも多いのだそうです。

お家時間が長くなりがちな今日この頃ですが、YUYAさんの作品に刺激を受けて、切り絵遊びを楽しむことも、良い気分転換になるかもしれませんね。

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グッズもたくさん発売されていました。ポストカードや缶バッヂ、手ぬぐい、バッグなどなど。奥様で料理家のスパロウ圭子さんとのコラボ作品のジャムやお菓子もありました。(これがとっても美味しいのです)

展示はもう終わってしまいましたが、お二人の拠点である「アトリエフォーク」では、時々オープンアトリエや料理教室をやっているので、ぜひチェックしてみてください。

アトリエフォーク

http://atelier-folk.com

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砧公園に散歩に来たら、世田谷美術館でこんなことやってました。

「作品のない展示室」

ええ!美術館なのに、作品がないなんて!!

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世田谷美術館の設計は、建築家の内井昭蔵。

お恥ずかしながら、今回初めて建物に注目して、知った方でした。

改めて建物をじっくり見てみると、なかなかユニークで面白い。

内井さんは父も祖父も建築家で、父が神田のニコライ堂や小田原のハリストス教会などの設計に関わっていたので、

幼少期から教会で過ごすことが多かったらしい、という経歴を聞くと、

この建物にも、内井さんらしい風情が出ているのだなと感じます。

壁の装飾はアラブの寺院のようでもあるし、沖縄やバリ島など、南国の建物みたいでもある。

砧公園の森に埋れ、後ろの煙突がちょっと面白い借景になっていて、

穏やかで落ち着いているのだけど、どこか非現実の世界に潜り込んだような、不思議な感覚がありました。

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中に入ると、確かに、何も展示されていません。

でも入ってまず、「うわ、きれい」と思ってしまった。

世田谷美術館は開放的な美術館で、窓が大きく、自然光が入り、外の景色が圧巻の迫力で目に飛び込んできます。

もう、これが作品なのでは?!

今まで何度もこの美術館を訪れていましたが、箱として意識するのは初めてのことでした。

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がらーんとした空間に、ただ自然がある。

これは果てしなく贅沢な展示なのでは?!

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美術館を建物としてじっくり観ると、また色々な発見があります。

いつも作品に集中していたので、案外狭いところしか見ていなかったのかもしれない、と気づかされました。

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壁のところどころに、内井昭蔵の言葉があります。

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ショーケースには何も入っていません。

でも何もないことで不思議と想像力を掻き立てられます。

何もないことを意識するって気持ちいい。

このさらに奥の部屋では、世田谷美術館で今まで展示された企画のポスターや映像が紹介されていました。

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入場無料だし、ほぼ何もないがらんどうなのですが、

違う視点に気づき、空想を広げ、いろんなものが体に自然に入ってきて、

うーん、なぜだろう、ものすごく豊かな満たされた気持ちになりました。

世田谷美術館のあるこの公園、この街に、愛着も湧いてきました。

何かに煮詰まった時、気持ちを切り替えたい時、リフレッシュできそうです。

コロナ事情による、やむなき開催であるにしても、

世田谷美術館、ずいぶんと洒落た試みをするものです。

mtと全く関係ない話を延々紹介してしまいましたが、

mtの企画展をやっている各地の箱も、すごく風情があったりカッコいい建物であることが多くて、

箱の持つ力が、中に展示する作品との相乗効果をもたらしているということを改めて思ったのでした。

こちらは8月27日までやっているので、興味ある方はぜひ行ってみてください。

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世田谷美術館

https://www.setagayaartmuseum.or.jp

なかなか外へ出にくい日々を過ごしていましたが、

先日用があって郵便局へ行きましたら、こんな切手が売っておりました。

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これは!!

縄文土器〜♬ ではないですか!!(青銅とか埴輪もあるけど)

国宝縄文土器6体全種勢揃い!!

女神もビーナスも、合掌土偶も!

63円切手は滅多に使うことないのですが、縄文土器に釣られて買ってしまいました。(単なる縄文マニアです)

まあ20円切手とかと組み合わせて封筒に使えばいいかぁー。

この際だからハガキでも出しましょうかー。

先日ドラえもんの切手も買ってしまいましたが、郵便局なかなかやりますね。

好みのデザインの切手が時々ポッと出てくるので、見逃せません。

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ちなみにこれは、私の縄文グッズコレクションの一部(ステーショナリー編)。

遮光式土器のメモ帳です。

これが封筒から顔を出したり、本のページに挟んであったりすると、ドキッとして(土器っとして)面白いです。

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そしてマスキングテープもあります。(mtかどうかは不明)

切手同様に、国宝が全てテープに印刷されています。

2018年に開催された東京国立博物館の「縄文展」の時に買いました。

明後日からはいよいよ岐阜のNIPPONIA美濃商家町 、

来週からは神戸のKIITOでも開催予定の「 MT ART PROJECT」。

幻になってしまった東京開催の様子を引き続きお知らせします。

NIPPONIAやKIITOに行かれる方は、予習のつもりでご覧ください。

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個人的にも大好きな作家、浅井祐介さんの作品。

岡山のカモイ本社で行われた第1回のファクトリーツアーでも、工場内を飾ったアーティストです。

ニョキニョキと自由に伸びる不思議な草花が独特の世界を創り上げています。

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真ん中に近寄ってみると・・・

使い終わったmtの"芯"部分がディスプレイに使われていました。

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天井を見上げてみると、

あちこちにひっそりと、かわいい草花の装飾が!

浅井さんの遊び心が感じられます。

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そして奥へ進むと、こちらには大きな屏風がどどーん。

この絵、ご存知の方も多いですよね。伊藤若冲が描いたとされる鳥獣花木図屏風!

迫力の展示です。

こちらはマスキングテープでの絵画模写を中心に手がけるアーティスト、船原七紗さんの作品。

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近寄ってみるとこんな感じ。

例えば背景の青い部分だけでも、意外と色々な柄のテープが使われていることが分かります。

原画はモザイクでできていますが、その雰囲気もよく出ています。

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ダビンチの最後の晩餐、そしてムンクの叫びも!

遠くから見ると、これが全てテープでできているとはとても思えません。

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最後の晩餐に近寄ってみました。

こちらも柄物を結構多様に貼り合わせているんですね。

ファンシーな絵柄がうまい具合に使われていたりして。

顔の部分の細かい描写とか、絶妙に精巧なテープの組み合わせ方に驚きます。

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風神雷神が描かれたmtカーも登場。

これ、よーく見ると、まず車に金色のmtをベースとして全体に貼り付けてからの、装飾なんです。

車を金屏風に見立てているんですね。

このまま車道を走るのもOKだそうです。

貼ったテープはもちろん後で剥がせるので、やろうと思ったら家庭でも比較的気軽にできてしまいますよ。

何かのイベントや記念に、車をmtでデコレーション、というアイディアも楽しいのでは。

プロフィール

江澤 香織
インテリア、雑貨、料理、ライフスタイルなどを中心に、新聞・雑誌・広告・WEB等でフリーライター、コーディネーターとして活動。All Aboutにて雑貨ガイド担当。
http://allabout.co.jp/living/zakka/
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