
子供たちの作品展
青山のギャルリーワッツはとても好きなギャラリーのひとつ。
この日開催していたのは「小さなアーティスト展」。もう何度も開催している楽しい展示です。

未就学児から中学生までの様々な子供たちの作品が展示されています。親がものづくりの作家やデザイナーだったりする子もいますが、全くそういう世界にいない子もいます。子供って誰でもアーティストになれるんですね。子供たちならではの視点、感性がとてもユニークで面白いんです。

例えばこちらはリボンをたっぷり貼りめぐらせたランプ。11歳の女の子が作った「ウエディングドレス」という作品です。シンプルでとっても可愛いですよね。そして驚いたことに、下から覗いてみると・・・

なんとプラスチックのザルで作っていたのでした。なかなかのグッドアイデアなのでは?!

こちらのゆるっと可愛いイラストも素敵です。4歳の女の子が、おじいちゃんと公園で遊んだ絵を描いています。額装しようとしたら、自分で額縁も描いてしまったんですって。確かにこれはこれで素敵な額縁です。

こちらは江ノ島で拾ってきたものをずらりと並べていました。カラフルで楽しい、11歳の作品。お父さんは陶芸家だそうです。

こんな素敵な作品もありました。9歳です。大人たちが食べ終わったサザエに耳を当てたら、海の音がしたんですって!そういえば子供の頃、貝に耳を当てましたねー。忘れてたわ。貝は食べたら終わり、じゃないんですよ!綺麗に色を塗って、自分が海辺で拾ってきたシーグラスや貝でデコレーション。観に来た人がみんな貝に耳を澄ましていたそうです。

こちらは手作りかるた。印刷はお父さんがお手伝いしているそうですが、絵と文字は本人のものです。何気なく発した言葉と、それに合わせた絵が意味深で、ポエムのような哲学のような、なんとも不思議な感性が面白いです。

紙を切り貼りして作った、カタツムリやネコ、ミノムシのオブジェ。5歳の作品。色の選び方や組み合わせに独特のセンスを感じます。

このミノムシ、色使いや模様の表現がとってもおしゃれではないですか?!こんな感じのポシェットとかあったら可愛いかも、と思ってしまった。子供たちの創造力、想像力には驚かされます。

個人的に一番ツボだったこの作品「ひかるくものす」。ほわーっと優しく光る様子が、遠くから見るとまるでオラファーエリアソンみたいだったんですよー。このランプの正体は綿棒!接着剤が蜘蛛の糸みたいにランダムにふわふわ絡まっている様子も素敵です。ずっと眺めていられる楽しい作品でした。
今回の企画デザインや空間構成は、以前に「小さなアーティスト展」に参加したOBたちが手がけているそうです。ここに参加したことでアートやデザインに目覚め、人生を開いていった人もいるそう。今回の子供たちの中からも、芸術家が誕生するかもしれませんね。mtでも時々子供とアートの取り組みをやっていますが、単純に観ていて楽しいし、あっと驚くような作品が生まれたりして、子供たちの感性のみずみずしさに、忘れていた感覚を思い出してハッとさせられます。大人にとっても多々発見のある、素晴らしい試みだと思います。見応えたっぷりでした。7月25日(土)まで。

