
京都の古民家宿の和紙
先月のことですが、京都の北部にある古民家の宿に泊まりました。

築100年以上という古民家だったのですが、ふと障子を見るとなんとも言えない美しい色合い。聞いてみると、この地域の伝統工芸、黒谷和紙を使って、家主であるご夫婦が貼り替えたのだそうです。素朴でとても味わい深い質感です。調べてみたら、京都の綾部市黒谷町・八代町とその周辺で作られる手漉きの和紙で、800年以上の歴史があるのだとか。平家の落ち武者が移り住み、生活のために紙漉きをしたことが、黒谷和紙の始まりといわれています。

黒谷和紙は、地元で採取される楮(こうぞ)という植物を使って手漉きで作られており、丈夫で強く破れにくいことが特徴だそうです。古くから生活用品に使われ、現在は京都の二条城の襖など、文化財にも多く使われているそう。1983年(昭和58年)には、京都府指定無形文化財に指定されています。
黒谷和紙のHPを見ると、紙漉き体験や工房見学も受け付けているようです。ご興味ある方はぜひ。
黒谷和紙 https://kurotaniwashi.kyoto/
こちらは暮らしを大切にされている宿で、家主から説明を聞きながら畑を散策したり、そこで採れたお米や野菜で一緒にご飯を炊いたり、味噌汁や漬物作りを手伝ったり。その土地らしい日本の暮らしを体験できることが特徴で、最近は外国人の観光客がとても多いそうです。

そんなわけでマスキングテープをかなり活用されていました!英語と日本語の二か国語表示で、お部屋の使い方や道具の説明が書かれています。マスキングテープなら貼ったり剥がしたりがしやすいので、古い建物や家具も比較的傷めずに済み、海外のお客様にもすぐ対応できます。文字を書きやすいmtも発売されています。

最後に古民家宿の食事をおまけで掲載。家主と一緒に作った夕食は、素朴でシンプルながら、体に栄養が染み渡るような、驚きの美味しさでした。

